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シミュレーションと機械学習を駆使し、燃料電池自動車向けに軽量で低コストの水素タンクを開発
シミュレーションと機械学習を駆使し、燃料電池自動車向けに軽量で低コストの水素タンクを開発

吉川先生(1200_800).jpg

約20年前から「水素社会の実現」を掲げる政府の主導の下、日本は水素で発電する燃料電池自動車(FCV)の研究開発で世界を牽引してきました。二酸化炭素を排出しない「究極のエコカー」ともいわれるFCV。本所の吉川 暢宏 教授は、最重要課題である高圧水素タンクの軽量化・低コスト化を目指し、シミュレーションや機械学習を駆使した研究開発に挑んでいます。2050年までにカーボンニュートラルを達成するには、FCVなどのエコカーの普及が不可欠ですが、革新的な高圧水素タンクの開発は、その普及に向けた重要な鍵の一つです。