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タンパク質が「形」を保つ力の超並列測定法――タンパク質科学のAI開発にも貢献――
タンパク質が「形」を保つ力の超並列測定法――タンパク質科学のAI開発にも貢献――

坪山先生(1200_800).jpg

東京大学 生産技術研究所 坪山 幸太郎 講師 (研究当時、ノースウェスタン大学、ポスドク)と、ノースウェスタン大学 ガブリエル ロックリン 助教らによる研究グループは、タンパク質の構造的な安定性を超並列に測定する方法を開発しました。
従来は一度に1種類のタンパク質についての構造安定性しか測定できませんでしたが、90万種類程度をまとめて測定することに成功しました。
疾患の原因となるアミノ酸変異の特定やタンパク質医薬の効率的な合成を補助するAI開発への貢献が期待されます。