2025.07.01 トピックス 【報告】「東大駒場リサーチキャンパス公開2025」の開催(開催日:2025/5/30.31) #東大生研は、115件の研究室・研究センター等による研究紹介・展示、27件のイベントを開催しました。両日とも雨天の中、来場者数は2日間で7,622人、特に2日目は、駒場リサーチキャンパス公開という名称での開催となった2007年以来、1日あたり過去最多(5,201人)の来場者数を記録しました。
2025.07.01 トピックス 【報告】「東大駒場リサーチキャンパス公開2025」 広報室企画報告(開催日:2025/5/30.31) #東大生研 広報室は、「願いと実りのイチョウ〜みんなの願いに、研究者が答えます~」および「研究者が描く『もしかする未来』に、あなたから一言!」を企画し、C棟1階ピロティにて実施した。
2025.07.01 トピックス 【報告】「東大駒場リサーチキャンパス公開2025」 次世代育成オフィス(ONG)活動報告(開催日:2025/5/30.31) #東大生研 次世代育成オフィス(ONG)は、所内ボランティアグループ SNG(Scientists for the Next Generation!)とともに、中学生・高校生のためのプログラム「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開」及び、連携企業・団体による体験型ブースの出展を行った。さらに、小学生~高校生向けの「理科教室」にも協力し、精力的に活動を展開した。
2025.06.26 プレスリリース 【記者発表】南極リュツォ・ホルム湾およびトッテン氷河沖で 自律型海中ロボットによる無索での海氷下航行に成功――同海域では世界初―― #東大生研 の巻 俊宏 准教授らの研究グループは、海氷や棚氷の下に入り込み、全自動で航行しながら氷の裏面の形状を高精度に計測するためのAUV(自律型海中ロボット:Autonomous Underwater Vehicle)「MONACA」(モナカ)を開発しました。2022年度の第64次南極地域観測より南極海での運用を開始し、2024年度の第66次南極地域観測ではリュツォ・ホルム湾とトッテン氷河沖での無用に成功しました。同海域でのAUVの無索(AUVと船を繋ぐケーブルを外した索運状態)運用は世界初となります。今後は更なる性能向上を図り、今年度に予定されている第67次南極地域観測での運用に備えます。氷床融解と海洋循環の関係解明に資する観測データを提供し、地球システムにおける南極の役割の解明に貢献します。
2025.06.25 プレスリリース 【記者発表】極小の「分子フラスコ」で高分子を合成――機能性高分子の精密合成に期待―― 東京大学 大学院工学系研究科の郭 香源 大学院生、 #東大生研 の張 典 特任助教、吉江 尚子 教授、中川 慎太郎 講師の研究グループは、単一の高分子をナノサイズの反応容器=「分子フラスコ」として用いて高分子を合成することに成功しました。ボトルブラシのような形状の高分子の「芯」の部分を反応場として用いる革新的な分子デザインで、様々な重合反応に対応可能な高い柔軟性・汎用性を実現しました。これまで重合反応の制御が困難だった共役系高分子など、機能性材料の精密合成への貢献が期待されます。
2025.06.24 トピックス 【報告】第6回UT²-MAC(第23回UT²)学生ワークショップ開催報告(開催日:2025/6/3~5) 本ワークショップは、東京大学(UT)、カナダのトロント大学(UT)、マクマスター大学(MAC)の3大学の学生交流を目的とし、講演に加え、本学 大学院工学系研究科および#東大生研の研究室見学ツアーも実施され、参加学生たちは講演や見学を通じて学術的な交流を深めました。
2025.06.19 プレスリリース 【共同発表】日立と東大、ビッグデータ検索を最大135倍高速化する「動的プルーニング技術」を開発――製造業のトレーサビリティや医療・金融分野のデータ利活用を支援し、社会課題解決に貢献――(発表主体:株式会社日立製作所) 株式会社日立製作所と #東大生研 は、ビッグデータ分析の高速化に向けて、相互に複雑なつながりを持つデータの検索速度を大幅に向上する「動的プルーニング技術」を開発しました。本技術では、再帰問合せ処理中に得られる情報をもとに、次に読み取るデータの範囲をリアルタイムかつ正確に特定することによって不要なデータ読み取りを削減し、検索速度を大幅に向上させます。今回、製造業の製品出荷判定を対象にした検証では、データ検索速度を従来比で最大135倍向上できることを確認しました。これにより、製品の設計から製造、流通、保守までの工程や部品の追跡などのグラフ構造データの分析業務を迅速化し、トレーサビリティの品質向上に貢献します。