【共同発表】日立と東大、ビッグデータ検索を最大135倍高速化する「動的プルーニング技術」を開発――製造業のトレーサビリティや医療・金融分野のデータ利活用を支援し、社会課題解決に貢献――(発表主体:株式会社日立製作所)
株式会社日立製作所と #東大生研 は、ビッグデータ分析の高速化に向けて、相互に複雑なつながりを持つデータの検索速度を大幅に向上する「動的プルーニング技術」を開発しました。本技術では、再帰問合せ処理中に得られる情報をもとに、次に読み取るデータの範囲をリアルタイムかつ正確に特定することによって不要なデータ読み取りを削減し、検索速度を大幅に向上させます。今回、製造業の製品出荷判定を対象にした検証では、データ検索速度を従来比で最大135倍向上できることを確認しました。これにより、製品の設計から製造、流通、保守までの工程や部品の追跡などのグラフ構造データの分析業務を迅速化し、トレーサビリティの品質向上に貢献します。