最新の研究
最新の研究
生体内のミクロな水のふるまいを測って農業に役立てる――持続可能な日本酒と茶の生産のための新技術――
生体内のミクロな水のふるまいを測って農業に役立てる――持続可能な日本酒と茶の生産のための新技術――

白樫先生1200.jpg

生き物の体には、多くの水が含まれています。人間の体は約60%、植物は70〜90%、魚などの水中に暮らす生き物では80%前後が水だと言われています。しかし、体全体にどのくらい水が含まれているかは分かっていても、「体のどこに」「どのくらい」「どのような状態で」水が存在しているのかを、細胞内の局在といったミクロなレベルで詳しく調べた研究はほとんどありません。
東京大学 生産技術研究所の白樫 了 教授は、熱科学や熱工学の理論を基盤に、生き物の中に存在する水の状態を読み解く研究を進めています。生体内の水を調べると、いったい何が見えてくるのでしょうか。詳しく話を伺いました。