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パワー半導体のスイッチング損失を自動低減する ゲート駆動ICチップの適用範囲を拡大――一般的な3本足パッケージのパワー半導体にも適用可能に――
パワー半導体のスイッチング損失を自動低減する ゲート駆動ICチップの適用範囲を拡大――一般的な3本足パッケージのパワー半導体にも適用可能に――

パワー半導体のスイッチング損失を自動低減する--ゲート駆動ICチップの適用範囲を拡大(1200_800).jpg

東京大学 生産技術研究所の高宮 真 教授、梁 耀淦 特任研究員、芝浦工業大学 工学部 畑 勝裕 准教授らの研究グループは、パワー半導体のスイッチング損失を自動で低減するゲート駆動ICチップの適用範囲を大幅に拡大することに成功しました。
従来、4本足パッケージのパワー半導体にのみ対応していた技術を、3本足パッケージのパワー半導体にも適用できるように改良し、対応する品種数を約5倍に増加させました。
この成果により、省エネルギー技術の普及が加速し、パワーエレクトロニクス機器の高効率化を通じて温室効果ガス排出削減への貢献が期待されます。