最新の研究
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分子やイオン、ウィルスの化学情報を簡易に、かつ安価に検知するセンサの開発に成功、食品分析や健康管理へ応用
分子やイオン、ウィルスの化学情報を簡易に、かつ安価に検知するセンサの開発に成功、食品分析や健康管理へ応用

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分子やイオン、ウィルスなど目に見えない物質は、人間にとって有益にも有害にもなり得えます。その検査は、防疫や健康管理、創薬、環境保護などの視点から近年、ますます重要度を増しています。しかし、従来の検査は、大がかりで高価な機器と専門的な知識が必要とされ、検査の迅速化やコスト削減が課題となっていました。東京大学 生産技術研究所の南 豪 准教授は、試薬の色素変化や電子チップを用いた、簡易で安価なセンサを開発して課題を解決。我々の生活に密着した汎用センサの社会実装を目指しています。