最新の研究
最新の研究
画期的な手法で、より効果的な新型コロナウイルスワクチンの開発に一歩近づく
画期的な手法で、より効果的な新型コロナウイルスワクチンの開発に一歩近づく

米田先生スライダー2(750_500).jpg

2020年、世界的に大流行し2百万人もの命を奪った新型コロナウイルス感染症の拡大を封じ込めようと、100社以上もの製薬会社が、安全で効果的なワクチンの開発に急遽取り組みました。現在、実際に投与や臨床試験が行われているワクチンのほとんどが、不活化ワクチンと呼ばれるものです。一方、ウイルス学を専門とする東京大学 生産技術研究所の米田 美佐子 特任教授は、麻疹ウイルスをベクター(遺伝子を細胞に届けるツール)として用い、遺伝子組換え生ワクチンを開発するという独自のアプローチで開発に邁進しています。