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トポロジカル材料を力で操る~分子の形とねじれを制御する、独自の分子モデルで解明~
トポロジカル材料を力で操る~分子の形とねじれを制御する、独自の分子モデルで解明~

東京大学 生産技術研究所の高江 恭平 特任講師、名古屋大学 大学院理学研究科の川﨑 猛史 講師の研究グループは、らせん状や渦巻き状など鏡像と重ならない複数の構造を示す「トポロジカル材料」の相転移を制御するモデルを新たに提案し、トポロジカル材料の相転移で力を生み出せること、力で相転移を制御できることを明らかにしました。この結果は、電気・磁気のみならず、力学的にも機能を発揮するトポロジカル材料を設計する基礎的な物理原理を提供するものであり、アクチュエータや圧電素子などへの応用が期待されます。