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日本中の河川をモニタリング!『Today's Earth – Japan』〜氾濫の危険を30時間以上前に予測〜
日本中の河川をモニタリング!『Today's Earth – Japan』〜氾濫の危険を30時間以上前に予測〜

構築した洪水予測システム「Today's Earth - Japan」(以下、TE-Japan)による2019年の台風19号(Hagibis)の予測検証では、堤防決壊地点142箇所中130箇所(捕捉率約91%)で、被災前に警戒情報を出せることを確認しました。洪水予報は、国の機関のみが行うことができ、国の洪水予報のリードタイム(予報発出時刻から将来予想される発災時刻までの時間)は6時間までですが、TE-Japanでは30時間以上前から予測可能となりました。地球温暖化等で極端な気象現象が発生するなか、洪水による被害を軽減するために、国の機関以外による洪水予報の可能性を示しました。