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水中で機能する有機電子デバイスセンサを開発~簡便で高感度な水中化学種検出を目指して~
水中で機能する有機電子デバイスセンサを開発~簡便で高感度な水中化学種検出を目指して~

南 豪准教授らの研究グループは、水への脆弱性が指摘されている有機トランジスタデバイスにおいて、水をあえて構成部材として用いた有機トランジスタ型センサの開発に成功しました。作製した有機トランジスタ型センサに分子認識部位を有する高分子半導体を採用することで、水中に存在する除草剤「グリホサート」の高感度かつ高選択的な検出に成功しました。今後、病気診断や環境計測などを指向した小型有機デバイス開発の加速的展開が期待されます。