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痛くない、マイクロニードルパッチ型センサーを開発~いつでも、どこでも、だれでも体の状態をモニタリング~
痛くない、マイクロニードルパッチ型センサーを開発~いつでも、どこでも、だれでも体の状態をモニタリング~

金 範埈 教授、南 豪 准教授、李 學哉 博士課程大学院生らの研究グループは、医療従事者でなくでも、痛みなく、容易に体の状態をモニタリングできるパッチ型センサーの開発に成功した。パッチの片面に生体分解性のポリマーでできた多孔質の極小の針が大量に並び、肌に貼ると皮下から細胞間質液が採取され、裏側のセンサーへ届き、数分以内に色の変化で血糖値のレベルを定量的に判断できる。今後は、コレステロールやホルモン、さまざまなバイオマーカーなどを低侵襲かつ継続的に自分で測定できる、在宅健康診断用の「生体分解性マイクロニードル医療パッチ」へと応用されることが期待される。