最新の研究
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血管内皮の機能を総合的に評価できる「血管チップ」を開発 ~分泌因子EGFL7の機能解析に成功~
血管内皮の機能を総合的に評価できる「血管チップ」を開発 ~分泌因子EGFL7の機能解析に成功~

東京大学 生産技術研究所の松永 行子 准教授と大学院生の薄葉 亮らの研究グループは、血管内皮の機能を総合的に評価できる、手のひらサイズの血管チップを作製しました。血管内皮で分泌されるたんぱく質EGFL7は、血管の新生に必要であり、内皮細胞どうしの結合を強固にし、血管の透過性を調節していることが分かりました。網膜症やがんなどでは、血管の新生や血管の透過性が高まることが知られており、これらの現象が治療の標的として注目されています。血管チップによって、疾患メカニズムの解明や創薬研究が加速することが期待されます。