キャンパス・施設紹介
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中埜研究室
中埜研究室

Unreinforced masonry wall collapse in non-rehabilitated specimen (left), less damaged, rehabilitated specimen (right)

無補強組積造壁を含む鉄筋コンクリート造架構を対象として壁体の面外方向転倒を防止する耐震補強工法の開発を目指したトルコ・ドイツとの国際共同研究の一環として,振動台実験を行った。実験では,無補強試験体・補強試験体双方に面内方向へ損傷を与えたのち,面外方向への加振を行った.本実験により得られた加振実験結果により,提案した補強工法の有効性が示された。

Test set-up

Specimen after failure

鉄筋コンクリート造柱部材が脆性破壊した後の軸力保持能力評価手法を構築することを目的として,柱に軸力と水平力を作用させる加力実験を行った。本実験の結果から,柱がせん断破壊した後の抵抗機構がモデル化され,高精度な軸力保持能力評価式が提案された。