研究内容

更新:2013年7月1日

 電子の授受を扱う電気化学を基礎として,エネルギー変換,情報変換,物質変換などの機能を持つデバイスや機能材料の開発,そのための基礎研究などを行っています。とくに,光を使った,今までにない多くの新しい機能を生み出しています。

 研究内容は次のとおりです。


1. 金属ナノ材料の光機能

 当研究グループが見出した、金属ナノ材料による「プラズモン誘起電荷分離」現象を利用して、さまざまな新しい機能を生み出しています。■もっと詳しく!■
 あてた光の色に変わる(多色フォトクロミズム)
 目に見えない絵を描く(赤外フォトクロミズム)
 粒子ひとつでいろんな色に(単一粒子フォトクロミズム)
 光でポリマーゲルの形を変える(アクチュエータ)
 光を電気に変える(光電変換)
 光で溶液の中身を知る(化学/バイオセンシング)
 光で物質を変える(光触媒/人工光合成)

2. 金属ナノ材料の光アンテナ効果

 金属ナノ材料には光を集める「光アンテナ効果」があります。これを利用して、太陽電池や光触媒の効率を高めるための研究をしています。■もっと詳しく!■
 光を集めて光電変換に使う
 光を集めて光触媒/人工光合成に使う

3. 金属クラスターによる光機能

 金属をナノ以下のサイズにし、原子数個〜数十個ほどの「金属クラスター」にすると、ナノ粒子とも違う性質を示します。これを太陽電池や光触媒などに応用するための研究をしています。■もっと詳しく!■
 光を電気に変える(光電変換)
 光で物質を変える(光触媒/人工光合成)

4. エネルギー貯蔵型光触媒

 当研究グループは、光触媒とエネルギー貯蔵材料を組み合わせた「エネルギー貯蔵型光触媒」を発案し、開発しています。■もっと詳しく!■
 光を化学エネルギーに変えて蓄える

5. その他

 光で簡単に親水/疎水パターニング(光触媒リソグラフィー)■もっと詳しく!■
 電気や光を動きに変える(アクチュエータ)■もっと詳しく!■



メインへ戻る