2022.06.30 トピックス 【報告】第30回 生研フォーラム 「宇宙からの地球環境・災害のモニタリングとリスク評価」(開催日:2022/3/3) 3月3日(木)に、第30回 生研フォーラム「宇宙からの地球環境・災害のモニタリングとリスク評価」がコロナ禍の影響を考慮し、オンライン開催されました。
2022.06.30 プレスリリース 【共同発表】細胞内における相分離の基礎的なメカニズムを解明(発表主体:先端科学技術研究センター) 細胞内の微小な構造体の多くを形成する相分離構造の形態や、性質を制御するメカニズムは未解明でした。田中 肇 東京大学名誉教授(先端科学技術研究センター シニアプログラムアドバイザー、研究開始当時:#東大生研 教授)は、細胞内で見られる様々な相分離形態や性質が、高分子溶液やコロイド分散系で発見された粘弾性相分離現象により理解できることを明らかにしました。この発見により、細胞内の相分離の基礎的なメカニズムの解明が進むとともに、アルツハイマー病などに代表される相分離に関連した病気の解明に寄与すると期待されます。
2022.06.29 プレスリリース 【記者発表】世界初、「有機潮解」現象を実証――VOC(揮発性有機化合物)回収技術への発展に期待―― 塩化カルシウム(CaCl₂)などの物質が、空気中の水蒸気を取り込んで自発的に水溶液となる「潮解現象」は知られていましたが、 #東大生研 の石井 和之教授らの研究グループは、物質がVOC(揮発性有機化合物)を取り込んで液体に変化する「有機潮解」現象を世界で初めて実証しました。化合物の結晶や粉末とVOCのさまざまな組み合わせを検討した結果、「似たモノ同士はよく溶ける」という原理に従って、有機潮解現象が起きていることが明らかとなりました。大気汚染物質の原因の1つとされているVOCの回収技術への発展などが期待されます。
2022.06.28 プレスリリース 【共同発表】近い将来に世界複数の地域で過去最大を超える干ばつが常態化することを予測(発表主体:国立環境研究所) 国立環境研究所、東京大学、韓国科学技術院などの国際研究チームは、数値モデルを用いて河川流量の全球将来予測データを解析し、干ばつが発生する頻度を調査することで、過去最大を超える干ばつが何年も継続して起こるようになる、つまりこれまでの「異常」が常態化してしまう時期を、世界で初めて推定しました。
2022.06.24 トピックス 【報告】レアメタル研究会:第100回記念講演会に300名以上がオンライン参加(開催日:2022/3/11) 2022年3月11日(金)に、#東大生研 コンベンションホールにて、第100回 レアメタル研究会が開催されました。
2022.06.23 プレスリリース 【共同発表】「電力系統の混雑緩和のための分散型エネルギーリソース制御技術開発」の採択および事業開始について~国内初となる「DERフレキシビリティシステム」に必要な技術開発を実施~(発表主体:東京電力パワーグリッド株式会社) 東京電力パワーグリッド株式会社、学校法人早稲田大学、株式会社三菱総合研究所、関西電力送配電株式会社、京セラ株式会社、国立大学法人東京大学、中部電力パワーグリッド株式会社、東京電力エナジーパートナー株式会社、東京電力ホールディングス株式会社および三菱重工業株式会社の10者は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が公募した「電力系統の混雑緩和のための分散型エネルギーリソース制御技術開発」に応募し、6月3日に採択されました。
2022.06.16 トピックス 【報告】柏市の太田 和美 市長が柏キャンパスを訪問し、自動運転バスに試乗(実施日:2022/4/26) 4月26日(火)、柏市の太田 和美 市長が、本学 柏キャンパスの #東大生研 研究実験棟Ⅰを訪問された。 #東大生研 岡部 徹 所長・教授、本学 モビリティ・イノベーション連携研究機構 須田 義大 機構長・教授、中野 公彦 教授、鈴木 彰一 准教授らがお迎えした。
2022.06.14 トピックス 【報告】第一回 化学が拓く もしかする未来 ~5年後のみんなの研究 30年後のみんなの環境~ を開催(開催日:2022/3/22) 3月22日(火)、第一回 化学が拓く もしかする未来 ~5年後のみんなの研究 30年後のみんなの環境~が、#東大生研 An棟コンベンションホールとオンラインでのハイブリッド形式にて開催された。
2022.06.12 プレスリリース 【記者発表】三次元垂直チャネル型の強誘電体/反強誘電体メモリデバイスを開発~IoTデバイスのメモリ大容量化へ期待~ #東大生研 の小林 正治 准教授と奈良先端科学技術大学院大学の浦岡 行治 教授らの共同研究グループは、酸化物半導体を三次元構造へ均一に成膜する技術を開発し、高密度かつ低消費電力である三次元垂直チャネル型の強誘電体および反強誘電体トランジスタメモリを実現しました。