【記事公開】巨大地震のメカニズム解明を近づける、UAVによる深海底観測技術
巨大地震のメカニズムを解明し、その規模や発生頻度を予測できるようになるためには、海底の動きをセンチメートルの精度で、かつ頻繁に観測することが必要です。しかし現状では、船で観測したい場所まで行ってデータを取って戻ってくる、という方法が採られているため、十分な頻度での観測ができません。そうした中、#東大生研 の横田 裕輔 准教授は、株式会社ハマとの共同研究で、世界で初めて、海面に着水しているUAV(無人航空機)を用いて、センチメートルの精度で海底の位置を計測することに成功しました。海底の位置計測の高頻度化や低コスト化を可能にする技術として、注目を集めています。