2022.09.05 トピックス 【報告】「東京メトロ×東京大学生産技術研究所 鉄道ワークショップ2022 ~安全・安心を提供するしくみを学ぼう~」開催(開催日:2022/8/3) #東大生研 次世代育成オフィス(ONG)は、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)と連携し、中学生・高校生を対象とした「鉄道ワークショップ2022」を8月3日(水)に開催した。
2022.08.09 プレスリリース 【記者発表】世界初、コンクリートを100%リサイクル~がれきを砕いて圧縮成形し、高温・高圧で蒸す新手法~ 東京大学 大学院工学系研究科 修士課程2年のイブラヒム モスタジィット 大学院生(研究当時)と #東大生研 の酒井 雄也 准教授は、ンクリートがれきを粉砕して圧縮成形し、高圧水蒸気で処理することで、一般的なコンクリートを超える強度を示す材料にリサイクルする技術を開発しました。他の材料の投入を必要とせず、廃棄物を発生せずに、十分な強度を示す材料としてコンクリートがれきを100%リサイクルする手法の報告は、世界初です。大量に発生するコンクリートがれきのリサイクルが期待でき、さらに、生産の際に大量のCO2を発生するセメントを使用する必要がなくなり、温室効果ガスの排出が抑制されます。
2021.05.25 プレスリリース 【記者発表】廃棄食材から完全植物性の新素材開発に成功 #東大生研 の酒井 雄也 准教授らは、コンクリートの4倍近い曲げ強度を有する、完全植物由来の新素材の製造技術を、世界で初めて開発しました。この素材は、原料の野菜や果物の色、香りや味を残すことも可能で、不可食部を含む植物性資源の有効活用や、地球温暖化ガスの抑制に繋がると期待されます。
2021.04.14 プレスリリース 【記者発表】接着材料なしで砂同士を直接接着した建設材料の製造に成功~月面など地球外での建設への応用も期待~ #東大生研 の酒井 雄也 准教授は、セメントや樹脂などの接着成分を用いず、触媒を用いて砂同士を直接接着する技術を開発しました。製造温度は現状では240℃程度で、1000℃以上を必要とする溶融などによる方法と比べて大幅に温度の低減が可能です。必要な温度をさらに低減するための検討を進めており、エネルギー消費の低減、温室効果ガスの排出抑制が期待されます。
2020.02.06 プレスリリース 【記者会見】がれきから土木/建築材料へ、植物がコンクリートを蘇らせる ~セメント不要、副産物なしの循環利用を実現~ 東大生研の酒井 雄也 講師、株式会社バイオアパタイト、大野建設株式会社の研究グループは、コンクリートがれきと廃木材を粉砕して混合し、加熱しつつ圧縮成形することで、それぞれが融合した新たな土木/建築材料として、コンクリートがれきをリサイクルすることに成功しました。リサイクルコンクリートは、既存のコンクリートよりも数倍高い十分な曲げ強度を示しました。