2024.12.23 トピックス 【報告】第9回東京大学と仏・高等師範学校エコール・ノルマル・スューペリユールとの物理に関する交流ワークショップ開催(開催日:2024/12/9.10) 12月9日(月)、10日(火)の2日間にわたり、第9回となる本学と仏・高等師範学校エコール・ノルマル・スューペリユール(以下、ENS)との物理に関する交流ワークショップが、#東大生研 セミナー室にてハイブリッド形式で開催されました。
2024.11.19 トピックス 【報告】LIMMS/CNRS-IIS評価委員会を仏国パリCNRS本部にて開催(開催日:2024/10/16) #東大生研 LIMMS/CNRS-IIS 国際連携研究センター(Laboratory for Integrated Micro-nano Mechatronic Systems )は、10月16日(水)に仏国パリCNRS本部にて、LIMMS/CNRS-IIS評価委員会を開催した。
2024.11.06 トピックス 【報告】第4回生産技術研究所/LIMMSとエックス・マルセイユ大学/CNRSとの交流ワークショップ開催(開催日:2024/10/14、15) 10月14日(月)、15日(火)に、4回目となるエックス・マルセイユ大学(Aix-Marseille University; AMU)/CNRS(Centre National de la Recherche Scientifique)と本所/LIMMSとの交流ワークショップが、AMUファーロ(Pharo)キャンパスにて開催されました。
2024.02.13 プレスリリース 【記者発表】半導体量子ドット中の電子とテラヘルツ電磁波との強結合状態の実現に成功――量子情報処理技術への応用に期待―― #東大生研 の黒山 和幸 助教、平川 一彦 教授らによる研究グループおよび、同大学 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構の荒川 泰彦 特任教授、權 晋寛 特任准教授らによる研究グループは、半導体量子ドットと呼ばれる電子の個数が制御可能なナノ構造を導入することで、たった数個の電子とテラヘルツ電磁波とのハイブリッドな量子状態を生成・観測しました。テラヘルツ電磁波と電子の両方を半導体ナノ構造中に閉じ込めることにより、非常に強く相互作用させ、光と電子の両方の性質を併せ持ったハイブリッドな量子状態を実現しました。ハイブリッドな量子状態を用いることにより、電子が持つ量子情報を、テラヘルツ電磁波を介して遠方に運ぶことができるため、半導体量子ビット間の集積回路基板上での量子情報の伝送や、そのような技術をさらに発展させて、大規模固体量子コンピュータへの応用が期待されます。
2023.12.12 トピックス 【報告】第3回生産技術研究所とエックス・マルセイユ大学との交流ワークショップ開催(開催日:2023/10/31) 本ワークショップは、2020年に締結された#東大生研とAMUの研究交流覚書(MOU)に基づくもので駒場リサーチキャンパスにて開催されました。
2023.12.01 プレスリリース 【共同発表】単一コロイド量子ドットで電気伝導の評価と制御に成功~「人工原子」デバイスの応用に前進~(発表主体:東北工業大学) 東北工業大学工学部電気電子工学科の柴田 憲治 教授は、#東大生研 の平川 一彦 教授、東北大学 材料科学高等研究所(WPI-AIMR)の大塚 朋廣 准教授(同大学電気通信研究所兼務)、東京農工大学 大学院工学研究院のサトリア・ビスリ 准教授、理化学研究所創発物性科学研究センターの岩佐 義宏 チームリーダーらと共同で、1個の半導体コロイド量子ドットを用いた単一電子トランジスタで室温動作を実現し、従来、困難だったコロイド量子ドット1個の電気伝導の評価と制御に成功しました。コロイド量子ドットの光電デバイスや量子情報デバイスへの応用に大きく前進しました。
2023.11.06 プレスリリース 【記者発表】ナノ構造中のテラヘルツ電磁波と電子の超強結合状態の高感度電気的検出に成功――量子制御技術への応用に期待―― #東大生研 の黒山 和幸 助教、平川 一彦 教授、および東京大学 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構の荒川 泰彦 特任教授、權 晋寛 特任准教授は、テラヘルツ電磁波と電子を半導体ナノ構造中に閉じ込めることにより、非常に強く相互作用させ、光と粒子の両方の性質を併せ持ったハイブリッドな量子状態を実現しました。量子ポイントコンタクトと呼ばれるナノ構造を導入することによって、単一の光共振器中のハイブリッドな量子状態を電気信号として高感度に取り出す技術を確立しました。ハイブリッド量子状態を用いることにより、電子が持つ量子情報を、テラヘルツ電磁波を介して遠方に運ぶことができ、量子情報処理技術への応用に向けた重要な要素技術となると期待されます。
2023.08.18 トピックス 【報告】トウェンテ大学の教員と学生が本所を訪問 材料研究やデバイス研究についての情報交換(開催日:2023/7/14) 7月14日(金)に、トウェンテ大学の教員と学生が#東大生研を訪問しました。
2022.10.27 トピックス 【報告】量子・フォトニクス・ナノ分野のオランダ使節団来訪(2022/10/13) 在日オランダ大使館主催により、10月13日(木)にオランダ経済・気候政策省のMichiel Sweers氏を団長とするオランダの量子技術・フォトニクス・ナノ(Quantum・Photonics・Nano;QPN)分野の研究機関、ハイテク企業の代表の方々約30名が#東大生研を来訪され、交流を行いました。
2022.02.01 トピックス エックス・マルセイユ大学との交流ワークショップ開催報告 2021年、#東大生研 とエックス・マルセイユ大学(Aix-Marseille University)は研究交流の覚書を交わしました。それを記念して第1回目の交流ワークショップが10月14日(木)、15日(金)の2日間にわたって開催されました。
2022.01.06 プレスリリース 【記者発表】極微細トランジスタ構造で1個の水分子の量子回転運動の検出に成功 #東大生研 の平川 一彦 教授、杜 少卿 特任助教、京都大学 化学研究所の村田 靖次郎 教授、橋川 祥史 助教、東北大学 先端スピントロニクス研究開発センターの平山 祥郎 総長特命教授、東北大学 大学院理学研究科の橋本 克之 助教を中心とする研究グループは、分子の回転運動や原子の持つ核スピンの情報を電流で読み出すことに成功しました。将来的には1個の原子が持つ量子状態を情報の媒体とする量子情報処理の基盤技術につながると期待されます。
2019.10.04 プレスリリース 【記者発表】半導体ヘテロ構造を用いた新しい原理の高効率冷却デバイスを開発 ~デバイスの過熱を防ぎ、省エネルギーと性能向上に貢献~ #東大生研 平川 一彦 教授らのグループは、新しい原理の冷却素子を開発しました。従来の固体冷却素子のおよそ10倍の高い冷却能力を持つと期待されています。
2019.05.07 プレスリリース 【記者発表】新しい原理のテラヘルツ検出器を開発 平川 一彦 教授、張 亜 特任助教(現:東京農工大学 准教授)を中心とする研究グループは、MEMSと呼ばれる微小機械共振器構造を用いて、室温で、高速・高感度にテラヘルツ電磁波を検出する新しい動作原理の素子を開発しました。