最新の研究
最新の研究
海面に着水したUAVによる深海底観測に成功~船やブイに依存せず、高速・高効率・リアルタイムな観測へ~
海面に着水したUAVによる深海底観測に成功~船やブイに依存せず、高速・高効率・リアルタイムな観測へ~

横田先生(750_500).jpg
東京大学 生産技術研究所の横田 裕輔 准教授、横浜国立大学の平川 嘉昭 准教授、株式会社スペースエンターテインメントラボラトリーは共同で、UAV搭載用の海底通信装置を開発し、海面に着水したUAVと深海底との音響通信および測距に成功しました。 船に比べて圧倒的な機動性を持つ飛行艇型UAVによる海底観測を実現したことで、高速・高効率・リアルタイムの海底情報の取得が可能となりました。これにより、深海底情報の取得速度のボトルネックを解消し、有人観測の難しい海底火山域の高頻度計測、深海用ロボットの低コスト展開、高速な広範囲の海底測地・地形観測など、海底観測の高頻度化・低コスト化により、海洋観測工学分野に革命を起こすことが期待されます。