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【報告】柏キャンパス一般公開2025における生産技術研究所柏地区公開 (開催日:2025/10/24.25)

 10月24日(金)・25日(土)の2日間、本学 柏キャンパスの一般公開にあわせて、本所は「もしかする未来の研究所 地震・交通・海洋などの巨大実験装置が並ぶ、まるで「工学のおもちゃ箱」!」をテーマとして、主に大規模実験高度解析推進基盤(LEAP)が活動する柏キャンパスと価値創造推進デザイン基盤(DLX)が活動する柏Ⅱキャンパスで一般公開を開催しました。

 24日(金)には、羽田野 直道 教授による物性物理サイエンスカフェが行われました。また、新たな取り組みとして、柏キャンパスに隣接している柏市立十余二小学校の全校児童が来訪し、6年生は大口 敬 教授による本所の紹介を聞いた後、2つの班に別れて振動台設備と水槽設備を見学しました。他の学年の児童にもキャンパス内を自由に見学していただきました。25日(土)には、本所の特別企画「もしかする未来の研究者へ:東大生研で活躍する研究者の実態に迫る!」と題して、松山 桃世 准教授の司会のもと、羽田野 直道 教授、井上 純哉 教授、芳村 圭 教授によるトークが繰り広げられ、聴講した多くの来場者の関心を集めました。柏キャンパス全体では、各部局が数年ごとに担当して3件の特別講演会を行っております。25日(土)13:00-13:40に新領域環境棟 FS ホールにて、2017年の藤井 輝夫 所長(当時)、2021年の臼杵 年 教授(当時)に続いて2025年は本所 中野 公彦 教授が「柏の葉地区でのレベル4自動運転バスサービスの実現」と題して講演されました。その他、本所の企画としては、本学 モビリティ・イノベーション連携研究機構(UTmobI)との共催企画も含め、12件の展示企画、8件の体験企画、3件のビデオ上映が行われ、多くの参加者で賑わいました。あいにく公開中は曇天または雨天となりましたが、2日間で2,404人の参加があり、とても充実した一般公開となりました。

(大規模実験高度解析推進基盤 教授 北澤 大輔)

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左から、大口教授から十余二小学校6年生へ 本所の紹介の様子、水槽を見学する様子、腰原 幹雄 研究室による展示企画「都市木造の現在」の様子

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左から、特別企画「もしかする未来の研究者へ:東大生研で活躍する研究者の実態に迫る!」の様子、中野教授による特別講演会の様子、柏の葉地区を走る自動運転レベル4の実験バス

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