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【記事公開】希少な貴金属に頼らない触媒開発で、エネルギー問題の解決を目指す――「最少量の貴金属」と「貴金属フリー」の触媒を開発する――

 本所が提起する、多様な「もしかする未来」を紹介するウェブマガジン「もしかする未来 Case #UTokyo-IIS」に特集記事を公開しました。

 化学反応を効率よく進行させる「触媒」は、医農薬の原料やプラスチック製品を開発する際をはじめ、様々な場面で必須のものです。ただし、その多くに、高価で希少な貴金属が含まれているため、より安定的な供給の可能性を高めるべく、今より少ない貴金属の使用で作動する触媒の開発および、貴金属に代わる代替資源で触媒を作る道が模索されてきました。そうした中、本所の砂田 祐輔 教授は、従来の触媒に比べて極めて少ない貴金属で作動する「最少量の貴金属」の触媒と、貴金属を一切使わない「貴金属フリー」の触媒を開発し、注目を集めています。最近では、後者の貴金属フリーの触媒技術によって、水素を貯蔵・運搬する方法の構築を目指しています。これまで誰も作ることがなかったこれらの触媒はどのようにできたのか、そしてそれは未来をどう変えていく可能性があるのか。砂田 教授に聞きました。

希少な貴金属に頼らない触媒開発で、エネルギー問題の解決を目指す――「最少量の貴金属」と「貴金属フリー」の触媒を開発する――

砂田先生(750).jpg

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