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【報告】第115回レアメタル研究会「バッテリーメタルの現状と将来」の開催(開催日:2025/3/21)

 3月21日(金)に、本所 コンベンションホールにおいて、レアメタル研究会 (第115回) が「バッテリーメタルの現状と将来」と題してハイブリッド形式で開催されました。

 本所 岡部 徹 教授からの開会挨拶の後、株式会社テクノバ OBの井田 和彦 氏から「レアメタルフリーあるいはレアメタル使用を最小化する電池の動向と展望」、岡部教授から「ウクライナのレアアースについて」、本所 黒川 晴正 特任教授から「ニッケル資源、精錬、リサイクル、BEV用途と需給」と題して、それぞれ講演が行われました。続いて、東北大学 中村 崇 名誉教授 (福岡県リサイクル総合事業化センター センター長、本所 シニア研究員)から、福岡県が日本初のEV電池循環市場形成に向けた地域団体として設立した、「グリーンEVバッテリーネットワーク福岡(GBNet福岡)」の紹介があり、その後、講演者を交えて総合討論が行われました。

 非鉄金属の関連企業を中心に産官学から、会場に約70名、オンラインから約140名の参加があり、活発な議論がなされました。その後、研究交流会・意見交換会が開催され、バッテリーメタルの今後の課題について議論がなされ、大変盛況な会合となりました。

 (持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 講師 大内 隆成)

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左から、開会挨拶を行う岡部教授、講演を行う井田氏と黒川特任教授、話題提供をする中村名誉教授

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左から、講演配信チーム、講演者の集合写真、研究交流会・意見交換会で挨拶を行う 本所 鳴海 大翔 講師(当時 京都大学工学研究科材料工学専攻 助教)、講演会後の研究交流会・意見交換会の様子

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