ニュース
ニュース
トピックス
【報告】コンピエーニュ工科大学と国際交流協定を再締結、記念ワークショップを開催(開催日:2023/10/31)

 本所と仏国コンピエーニュ工科大学 (Université de Technologie de Compiègne; 以下「UTC」) は、10月31日(火) に本所 所長室において国際交流協定 (MOU) を締結した。調印式には、UTCよりClaire Rossi学長、Frédéric Lamarque リサーチディレクタ、Joanna Daaboul 国際関係ディレクタ、Cécile Legallais、Karsten Haupt、Eric Leclerc 各CNRSディレクタ、本所からは岡部 徹 所長、芦原 聡 副所長、野村 政宏 副所長、またUTCとの学術交流実績を持つ工学系研究科 酒井 康行 教授と本所 南 豪 准教授が出席した。UTCは1972 年にフランス政府初の工学系の実験大学として設立され、現在ではフランスにおける主要な工学系単科大学として認知されている。教育・学位授与機関としての大学機能と、工学系グランゼコール両方の特長を併せ持ち、海外拠点の設立、学生の交流、産学連携・技術移転に積極的に力を入れている。本所とUTCは2018年に最初のMOUを締結しており、今回はその更新となる。岡部所長とRossi学長は、これまでの交流実績や双方の組織経営の在り方等について意見交換を行い、調印式は和やかな雰囲気のもとで進められた。また同日と翌日には、MOU再締結を記念して、(一財) 生産技術奨励会と科研費の支援のもと「Multidisciplinary Approaches of Technological Sciences for Smart Society」と題したワークショップが、本所 コンベンションホールにて開催された。多岐分野にわたる双方の教員が講演を行い、活発な質疑と議論が行われた。11月6日 (月) には、本学 藤井 輝夫 総長とRossi 学長が総長室にて会談を行い、本学における国際交流に関する取り組みについての説明と意見交換が行われた。今後の更なる協創・展開が望まれる。                       

(物質・環境系部門 准教授 南 豪)

上段900.png
Rossi学長と岡部所長、調印式集合写真

下段900.png
ワークショップ講演者・参加者集合写真、
総長室での集合写真、左から、酒井教授、Legallais CNRSディレクタ 、藤井総長、Rossi学長、Leclerc CNRSディレクタ 、南准教授

月別アーカイブ