10月27日（金）・28（土）の２日間、本学 柏キャンパスの一般公開にあわせて、本所も「もしかする未来の研究所」をテーマに柏地区公開を開催しました。2020年から2022年まではコロナ禍の影響でオンライン開催に切り替えていたため、今回は４年ぶりの現地開催です。充実した企画が用意され、２日間で2,129名（柏Ⅱキャンパスを除く）という過去最多の来場者を集めました。芳村研究室による水循環研究の展示、井上（純）研究室によるたたら製鉄の実演、羽田野研究室によるリレー講演会、北澤研究室による波に浮かぶ物体の観察、海中観測実装工学研究センターによる大型水槽での造波実演、ITSセンターとUTmobIによる自動運転バスとドライビングシミュレータの試乗や展示、今井研究室による３Dプリント仕口の実験住宅の展示、志村研究室によるホログラフィー体験、中埜研究室による破壊試験体の展示、土屋研究室による加工技術の紹介、岡部（徹）研究室によるレアメタルの紹介、川口（健）研究室によるホワイトライノⅡの見学、そして広報室による「願いと実りのイチョウ」の展示など、大いに賑わいを見せました。さらに特別企画のサイエンスカフェ「もしかする未来の研究所 in 柏」では、27日に井上 純哉 教授・合田 和生 准教授・本間 健太郎 准教授が松山 桃世 准教授の司会のもと、28日に羽田野 直道 教授・芳村 圭 教授・北澤 大輔 教授が新野 俊樹 教授の司会のもと、参加者に刺激的な学びの機会を提供しました。また、コロナ禍にオープンした柏Ⅱキャンパスは今回初めての現地開催となりました。柏キャンパスと離れているため集客に課題が残りましたが、産学官民連携棟にある本所 DLXデザインラボと本間（健）研究室によるデザイン体験型展示には195名が訪れ、当初の見込みを上回る盛況ぶりでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　（価値創造デザイン推進基盤　准教授　本間 健太郎）

左から、芳村研究室による水循環研究の展示、中野研究室による鉄道車両と自動車の統合制御の実演、井上（純）研究室によるたたら製鉄の実演

左から、今井研究室による３Dプリント仕口の実験住宅の展示、海中観測実装工学研究センターによる大型水槽での造波実演、DLXデザインラボによる半自動運転車のインターフェイス体験