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【報告】トウェンテ大学の教員と学生が本所を訪問 材料研究やデバイス研究についての情報交換(開催日:2023/7/14)

 7月14日(金)に、トウェンテ大学の教員と学生が本所を訪問しました。飛行機の遅延などにより、一部の学生の到着が遅くなるというハプニングがあったものの、最終的には2名の教員と15名の学生が見学ツアーに参加されました。ここ数年来、本所とトウェンテ大学のMESA+ナノテクノロジー研究所との間で交流が続けられており、2020年にMemorandum Of Understanding (MoU) が締結されました。今回の来訪も、その交流の一環として執り行われました。

 本所D棟 大セミナー室にて、岡部 徹 所長・教授より本所の紹介が行われた後、トウェンテ大学の博士課程学生Niels Hakkertさんよりトウェンテ大学の紹介が行われました。さらに、トウェンテ大学Guido Mul教授より、トウェンテ大学の研究アクティビティの紹介がありました。情報交換の後、所長室へ移動し、集合写真を撮影しました。

 次に、本所 大内 隆成 講師が岡部(徹)研究室および試作工場を案内しました。岡部研究室においては、参加者に各種レアメタルや鉱石に触れて頂くとともに、高温乾式製錬プロセス用の実験設備を紹介しました。試作工場では板倉 善宏 副工場長・技術専門職員より工場内の案内および各種設備の説明が行われました。その後、本所 平川 一彦 教授により平川研究室(クリーンルーム)において研究活動の紹介がありました。
 
 トウェンテ大学の学生から多数の質問が寄せられ、活気ある見学会となりました。新型コロナウィルス感染症により数年間滞っていた対面での交流が再開されたことがとても喜ばしいことと感じました。今後も今回の様な交流や研究交流などが両組織間で促進されることが期待されます。                       

 (持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 講師 大内 隆成)

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左から、本所の紹介を行う岡部所長、トウェンテ大学の紹介を行う Hakkert氏、トウェンテ大学の研究について説明を行う Mul教授

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左から、岡部研究室の紹介の様子、所長室での集合写真

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左から、平川研究室(クリーンルーム)にて研究の紹介をする平川教授、試作工場にて説明を行う板倉副工場長

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