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【報告】第1回・第2回生研イブニングセミナーを開催(開催日:2022/10/11、11/15)

 第1回・第2回生研イブニングセミナーを、10月11日(火)、11月15日(火)の17:00より、駒場リサーチキャンパス内の食堂(ダイニングラボ)に於いて開催した。本セミナーは、本所に所属する学生に参加を募り、食事を提供しながら、幅広い分野の教員等がリレー形式で講演を行うイベントであり、食堂のリニューアルにあわせて今秋にスタートした。

 第1回は、本所 吉江 尚子 副所長の開会挨拶に始まり、本所 竹内 昌治 特任教授(本学 情報理工学系研究科 教授)が「食肉3.0を考える」との題目で、世界の食料難情勢から、培養肉を食べる日本初の実験とそのための創意工夫、更には新技術の社会的受容に関する課題に関する講演を行った。また、シリアルアントレプレナーである株式会社ガクシー 松原 良輔 氏より最近のスタートアップを取り巻く環境をご紹介いただいた。

 第2回は、本学 荒川 泰彦 名誉教授(本学 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構 特任教授)が「量子ドットの発展~40年をふりかえる~」と題して、量子ドットの発案からレーザ等への実用化に至る研究を紹介しつつ、学生へのメッセージとして不確定性の高い研究課題への挑戦を投げ掛けた。また、株式会社HGSTジャパン 高橋 治英 氏より、Western Digitalグループのストレージビジネスと研究開発をご紹介いただいた。

 各回ともに、参加した学生から活発に質疑が発せられ、その後の懇親会でも議論が続く等、本所を横断した学生・教員のコミュニケーション醸成に大いに資する機会となった。

 (教育・学務委員会 准教授 合田 和生)

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左より 竹内特任教授による講演、株式会社ガクシー 松原氏による講演

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左より 荒川名誉教授による講演、株式会社HGSTジャパン 高橋氏による講演

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