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【報告】レアメタル研究会「ポストコロナのレアメタル事情」オンライン講演会に250名以上が参加(開催日:2022/7/29)

 2022年7月29日(金)に、本所 コンベンションホールにて、第101回 レアメタル研究会が開催され、ポストコロナ時代におけるベースメタルやレアメタルの資源に関する講演が行われました。新型コロナウイルス感染症予防対策の観点から、現地での参加者を講演者と関係者の20名程度に制限し、講演の様子をZoomウェビナーおよびYouTubeライブを用いてオンライン配信するハイブリッド形式で行いました。

 オンライン上では、非鉄金属関連企業を中心に産官学から約250名以上が参加し、大変盛況な研究会となりました。講演会では、本所 岡部 徹 教授による開会の挨拶の後、秋田大学大学院 国際資源学研究科 資源地球科学専攻 渡辺 寧 教授、岡部教授、国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 荒岡 大輔 主任研究員の3名により、話題提供が行われました。オンライン配信上のチャット機能を通じて参加者から多数の質問が寄せられ、充実した質疑応答となりました。

 レアメタル研究会は、20年前に、(一財)生産技術研究奨励会の特別研究会の1つ(RC-40)として発足し、今では、日本におけるレアメタル分野の中心的な研究会となりました。2021年度の最終回には第100回目を迎え、累計参加者数は14,000人を超えました。今年度もレアメタル分野の魅力的なテーマを取り上げ、引き続き研究会を開催する予定です。

(物質・環境系部門 助教 上村 源)

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左から、開会の挨拶と「レアメタルに関する最近の話題」について講演を行う岡部教授
「ポストコロナの資源供給」の講演を行う秋田大学大学院 国際資源学研究科 資源地球科学専攻 渡辺教授
「ポストコロナの資源供給:リチウムの現状と課題について」の講演を行う国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 荒岡主任研究員

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左から、YouTubeライブ配信の様子
講演者の集合写真

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