6. 「室」の活動
6. 「室」の活動
リサーチ・マネジメント・オフィス(RMO)は,本所の研究・運営に関する企画立案・連絡調整等を円滑に行うことを目的として,本所独自の組織として自助努力により学内外に先駆けて平成16年4月に設立された.研究戦略,外部資金の獲得支援,産官学連携活動,科学技術政策に関わる動向調査等,教育研究に不可欠な活動を一元的に取り扱うことにより,評価・広報,知的財産戦略,国際連携の推進等の運営に関して研究部と事務部との連絡調整および支援を行うとともに,本部とも協力し,関連業務を実施している.また,これらの情報を活用することにより,外部資金獲得や産学連携活動等に関して教員への支援を行っている.具体的には,学内予算配分申請への対応,法人評価をはじめとする各種評価業務への対応,外部からの調査依頼への対応,東京都市大学との学術連携に関する各種運営業務,教育研究業績を一括管理するデータベースシステム(生研データベースシステム)の運営支援等を行っている.令和3年度には上記の業務のほか,UTokyo Compass策定にあたっての意見照会への対応,未来社会協創推進本部登録プロジェクトの提案取りまとめ,生研サロン「研究費獲得のヒント?~研究費に対する多様な価値観~」における話題提供,面積課金・電力課金における業務改善支援,東大EMP同窓生有志によって開催されている「文化×工学研究会」の運営支援,新しいセンターの立ち上げ時に関わる支援(具体的にはインタースペース研究センターや複雑系社会システム研究センター),食堂ワーキング構成員として新食堂事業者選定プロセス,当該WGから派生した食堂改装プロジェクト,また食をめぐる共同研究立ち上げなど,様々な方面で活動支援を行った.
令和3年度末において,RMO の人員は室長(教授・兼務)1名,次長(教員・兼務)4名,技術職員1名(東京大学URA),学術専門職員1名となっている.
本所は,1997年から中学・高校生を対象としたキャンパス公開・出張授業などのアウトリーチ活動を行ってきた実績があり,また,長年にわたり,産業界と連携して工学分野全般を包括する様々な学際的研究を展開してきた.このような本所の特長を生かし,産学が共同して次世代の研究者,技術者を育成する教育活動・アウトリーチ活動の新しいモデルを創り出すことを目的として,「次世代育成オフィス;Office for the Next Generation(ONG)」を設置している.近年では,特にSTEAM(Science, Technology, Engineering, Arts, and Mathematics)教育のモデル開発と実践を行っている. 年度末時点におけるONGの人員は,室長(教授・兼務)1名,次長(教授・兼務)1名,室員12名(准教授・兼務4名,講師・兼務1名,学術専門職員3名(うち1名 東京大学URA),特任専門職員1名,事務補佐員2名,派遣職員1名)である.
2021年度活動実績
未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開2021
6月11日(金),6月12日(土)の2日間にオンライン(Zoom)で開催した.
本学他部局との連携
- 教養教育高度化機構科学技術インタープリター養成部門への協力
担当教員:教授 大島 まり,准教授 川越 至桜 - Johnson & Johnson「女子中高生向けアウトリーチ活動プログラム」女子中高生の理系進路選択支援事業
本学人事企画課(男女共同参画室)からの依頼により開催
「女子中高生のみなさん、最先端の工学研究に触れてみよう! 2021」
実施日:2021年10月9日(土)
形式:オンライン(Zoom)
参加者:女子中高生と保護者57組
講師: 講師 杉原 加織,卒業生(大手グローバルコンサルティングファーム コンサルタント・目黒研)菊池 玲菜,大学院学生(松永研)中野 静香
司会進行:准教授 川越 至桜 - 中高生のための秋田県能代市発オンライン サイエンスレクチャー
実施日:2021年2月5 日(土)
形式:オンライン(Zoom)
参加者:加盟自治体に在学・居住する中高生(51名)
講師:教授 腰原 幹雄,教授(秋田県立大学 木材高度加工研究所)山内 秀文,取締役社長(秋田洋上風力発電(株)) 岡垣 啓司
司会進行:学術専門職員 中井 紗織 - オープンエンジニアリングセンターへの協力
実施日:2021年11 月20 日(土),11月27日(土)
形式:オンライン(Zoom)
参加者:全国の11校の高校生24 名(立命館慶祥中学校・高等学校(北海道),秋田県立秋田高等学校,山形県立米沢興譲館高等学校,新潟市立万代高等学校,福井県立藤島高等学校,東京都立戸山高等学校,横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校,芝浦工業大学柏中学高等学校,静岡県立韮山高等学校,静岡県立清水東高等学校,熊本県立熊本高等学校) - 柏キャンパス公開 おすすめマップ作成
実施日:2021年10月22日(金)~29日(金)
形式:オンライン(Zoom)
外部との連携
日本航空(JAL)× 東京大学生産技術研究所次世代育成オフィス(ONG)
「飛行機ワークショップ2021~未来の地球を飛行機で繋いでみよう!~」
日程:- 中学生クラス:2022年2月11日(金・祝)10:00~15:00
- 高校生クラス:2022年2月23日(水・祝)10:00~15:00
開催形態:オンラインZoom開催
主催:日本航空(株)(JAL),東京大学生産技術研究所次世代育成オフィス(ONG)
参加者:中学生72名,高校生82名
講師:中学生クラス・高校生クラス 准教授 本間 裕大
司会:中学生クラス 准教授 酒井 雄也,高校生クラス 講師 徳本 有紀第2回次世代育成教育フォーラム
実施日:2021年12月11日(土)14:00~16:30
場所:Zoomウェビナーによるオンライン開催
形式:生産技術研究所コンベンションホールよりライブ配信
申込者:250名
主催:東京大学社会連携本部,東京大学生産技術研究所次世代育成オフィス(ONG)
共催:(一財)生産技術研究奨励会 次世代育成のための教育・アウトリーチ活動特別研究会 (RC-83)
講演者:准教授 川越 至桜,准教授(農学生命科学研究科)後藤 康之,執行役員(キャタピラージャパン合同会社)山中 学
パネルディスカッション:- 話題提供:主幹兼主任指導主事(埼玉県教育委員会 高校教育指導課)菅崎 俊幸
- モデレーター:教授/ONG室長 大島 まり
「Women in Tech : Google × UTokyo (東大-Google共同コラボレーション企画)」
実施日:2022年1月20日(木)19:00~21:30
場所:オンライン(Google Meet) 参加者:約42名
対象:東京大学の学部1~3年生の女子学生
協力:東京大学生産技術研究所次世代育成オフィス(ONG)STEAM教育人材育成研究会への協力 実施日:
- 第1回 2021年6月1日(火)15:00~17:30
- 第2回 2021年8月30日(月)15:00~17:00
- 第3回 2021年11月22日(月)15:00~17:00
- 第4回 2022年3月30日(土)13:00~15:00
場所:オンライン開催(Zoom)
主催:STEAM人材育成研究会,(一社)学びのイノベーション・プラットフォーム
協力:東京大学生産技術研究所第7回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会への協力
実施日:2021年12月25日(土),26日(日)
場所:オンライン開催(Zoom)
参加者:84校
主催:(一財)パーラメンタリーディベート人材育成協会(PDA)
共催:東京大学生産技術研究所,公立大学法人大阪府立大学
後援:文部科学省,朝日新聞社,朝日中高生新聞,全国高等学校校長協会,(一社)日本英語交流連盟,(一社)日本高校生パーラメンタリーディベート
協賛:東京大学生産技術研究所次世代育成オフィス(ONG)
助成:(公財)日本財団,(公財)KDDI財団EV×未来社会創造ワークショップ第3回 ~EV×バリアフリー編~
実施日:2022年2月12日(土) 8:50~15:30
形態 :- メイン会場:水海道第一高等学校・松山工業高等学校
- オンライン接続:ベネッセコーポレーション新宿オフィス・各講師自宅
主催:(一社)電気自動車普及協会(APEV) ,(株)ベネッセコーポレーション
共催:東京大学大学院情報学環・福武ホール,東京大学生産技術研究所次世代オフィス(ONG)
広告協力:(株)ベネッセホールディングス
協力:トヨタ自動車(株),日本パラ競技連盟副理事長 花岡 伸和 様,詩人 豆塚 エリ 様,大学生 鱒渕 羽飛 様
参加者: 水海道第一高等学校および松山工業高等学校の皆さん科学技術振興機構(JST)受託事業 グローバルサイエンスキャンパス(GSC)
2019 年度,JST 次世代育成事業であるグローバルサイエンスキャンパス(GSC)事業の新規採択機関として,本学が採択.生産技術研究所が主体となり,次世代育成オフィス(ONG)を中心に事業を運営.- 第一段階(2021年7月~12月) 高校生77 名
- 2021年7月22日(木・祝)第一段階ガイダンス
講師:教授 大島 まり,准教授 川越 至桜 - 2021年7月22日(木・祝)基礎の学習(①統計学入門)
講師:准教授 ヘイチク パヴェル - 2021年7月23日(金・祝)基礎の学習(②科学技術と微分・積分,③線形代数)
講師:准教授 川越 至桜,教授(数理科学研究科)高木 俊輔 - 2021年9月4日(土)STEAM(教科・科目横断)型学習1(①社会科学,②工学,③生態学,④社会科学,⑤情報学)
講師:准教授(総合文化研究科)鎌倉 夏来,准教授(工学系研究科)柴沼 一樹,准教授(農学生命科学研究科)曽我 昌史,准教授(先端科学技術研究センター)並木 重宏,准教授(情報理工学系研究科)山肩 洋子 - 2021年9月18日(土)STEAM(教科・科目横断)型学習2(①工学,②アート・デザイン,③工学,④化学,⑤社会科学)
講師:教授(新領域創成科学研究科)井 通暁,准教授(情報学環・学際情報学府)筧 康明,准教授 梶原 優介,教授(理学系研究科)高橋 嘉夫,准教授 松山 桃世 - 2021年10月30日(土)STEAM型価値創造ワークショップ
講師:招聘研究員((国研)産業技術総合研究所)手塚 明 - 2021年11月28日(日)第一段階・第二段階合同成果発表会
- 2022年1月22日(土)補強段階ワークショップ
講師:リサーチフェロー(国立教育政策研究所)白水 始,特任助教(高大接続研究開発センター)齊藤 萌木
- 2021年7月22日(木・祝)第一段階ガイダンス
- 第二段階(2021年3月~2022年3月)高校生20名
第二段階の受け入れ教員:教授(工学系研究科)片山 浩之,教授(工学系研究科)松尾 豊,教授(工学系研究科)峯松 信明,教授(理学系研究科)久保 健雄,教授(農学生命科学研究科)浅見 忠男,教授(農学生命科学研究科)五十嵐 圭日子,教授(農学生命科学研究科)石井 正治,教授(農学生命科学研究科)潮 秀樹,教授(農学生命科学研究科)野尻 秀昭,准教授(農学生命科学研究科)村田 幸久,准教授(総合文化研究科)晝間 敬,教授(情報理工学系研究科)定兼 邦彦,准教授(情報理工学系研究科)入江 英嗣,教授 小倉 賢,教授 瀬崎 薫,准教授 菅野 裕介,教授(物性研究所)松田 康弘,教授(先端科学技術研究センター)稲見 昌彦,教授(先端科学技術研究センター)中邑 賢龍,教授(先端科学技術研究センター)中村 尚- 2021年6月19日(土)論文執筆のための基礎講座
講師:准教授 川越 至桜 - 2021年8月7日(土)中間発表会
- 2021年8月24日(火)キャタピラージャパン(同)へのオンラインサイトビジット
- 2021年11月28日(日)第一段階・第二段階合同成果発表会
- 2021年6月19日(土)論文執筆のための基礎講座
- 第二段階(2022年3月~2023年3月)高校生22名(予定)
- 2022年3月12日(土)第二段階ガイダンス
講師:教授 大島 まり,准教授 川越 至桜
- 2022年3月12日(土)第二段階ガイダンス
- 第一段階(2021年7月~12月) 高校生77 名
経済産業省「未来の教室」STEAMライブラリー
ブリタニカ・ジャパン(株)と連携してコンテンツ作成に参画した.量子力学とマイクロプラスチックの2つのテーマから,日本語版で計11コンテンツを作成.- 生分解性プラスチック/生分解性プラスチックは人々のどのようなニーズに応えられるか?
協力・監修教員:教授 吉江 尚子 - 量子力学/量子力学は世界の見方をどう変えるか?
協力・監修教員:特別教授/名誉教授 荒川 泰彦
- 生分解性プラスチック/生分解性プラスチックは人々のどのようなニーズに応えられるか?
東京大学ジュニアドクター育成塾
2017年度から本学 高大接続研究開発センターで採択されたJST次世代人材育成事業のジュニアドクター育成塾事業(5年度間実施)を,最終年度の2021年度から生産技術研究所・ONGが実施主体として行った.
社会連携・史料室は,本所の社会連携業務(国際・産学連携業務を除く)及び歴史資料に関する業務を円滑に遂行するため,前身の二工歴史資料室を改組して2021年4月1日に設置された.改組と同時に,本所の同窓会組織である生研同窓会の事務局業務も,新たに担当している.
2021年度末において,社会連携・史料室の人員は室長(教授・兼務)1名,次長(教員・兼務)2名,室員(教員・兼務)5名,特任専門員1名,主事員1名の,計10名となっている.
主な業務内容は次のとおりである.
科学自然都市協創連合の事務局業務
[2021年度活動実績]- 2021年7月4日(土)
大漁旗プロジェクト(Future flag)フィナーレ at 東京大学安田講堂 開催(オンライン)
[登壇者(登壇順):岡部 徹 所長,齊藤 滋宣 秋田県 能代市長,岸 利治 教授,松山 桃世 准教授,沖 大幹 工学系研究科 教授,藤井 輝夫 総長,東京大学運動会応援部,内多 勝康 氏(司会 元NHKアナウンサー)]
[当日視聴者数:16486名,コメント数:2578件] - 2021年9月11日(土)
ロケット甲子園 2021決勝戦 支援
あさぎりフードパーク(静岡県富士宮市)で行われた「ロケット甲子園 2021決勝戦」について,入賞校へ副賞(ペンシルロケット模型キット)贈呈 - 2022年2月5日(土)
あなたのまちの未来を考える 中高生のためのオンラインサイエンスレクチャー 秋田県能代市発 木と再生可能エネルギーをテーマに開催(オンライン)
[講師(登壇順):腰原 幹雄 教授,秋田県立大学 木材高度加工研究所 山内 秀文 教授,秋田洋上風力発電株式会社 岡垣 啓司 代表取締役社長]
[参加者(加盟自治体の中高生):50名]
- 2021年7月4日(土)
第二工学部(以下「二工」)及び本所初期のアーカイブ事業に関する業務
- 「東京大学第二工学部史」の編さん資料の管理(デジタル化,保存,展示)及び調査.
- 二工及び本所初期の収集資料の管理(デジタル化,保存,展示)及び調査,資料寄贈者等との連絡・調整.
上記資料の保存場所として,図書棟2階の2室を使用.
第二工学部及び生研OBとの連絡・調整業務
生研同窓会 事務局業務
- 2021年6月12日(土)
生研同窓会総会・講演会(オンライン)
[司会:八木 俊介 准教授]
[講師:藤井 輝夫 総長,岡部 徹 所長]
[参加者:50名] - 2022年2月28日(月)
2021年度修了生を送る会(オンライン)
[司会:新野 俊樹 教授]
[パネリスト:藤井 輝夫 総長,岡部 徹 所長,尾嵜 優美 東京藝術大学 准教授,2021年度修了生4名, 企業担当者2名]
[参加者:50名]
- 2021年6月12日(土)
国立新美術館別館への生研クロニクルの展示業務
国立新美術館別館に,二工及び本所の研究活動を紹介するパネル及び研究パネルを展示(研究パネルについては2か月に1回交換).政策研究大学院大学(政研大)プロジェクト室(D407室)の使用調整に関する業務
同室の使用は,政研大と本所との共同事業である「第二工学部出版プロジェクト」を行うにあたり2009年3月から使用を開始し,同プロジェクト終了後も本所の事業のため随時使用している.同室の使用にあたり政研大との連絡調整を行っている.また,同室の一部を第二工学部の歴史資料の展示スペースとして使用している.
広報室は,本所の広報関連業務を戦略的かつ効果的に遂行することを目的とし,2017年4月に設立された.広報戦略を立案し,本部および所内の関係する研究部および事務部と連携しながら,ウェブコンテンツや定期刊行物の企画制作,プレスリリース,キャンパス公開の企画運営に関する業務などを担当している.2021年度は,前年度に引き続き,新型コロナウイルス感染拡大を受け,本所のコロナ対策にまつわるトピックスを各種媒体を通じて発信するとともに,動画配信を含むオンラインでの情報発信の環境整備を進め,記者会見や柏キャンパス一般公開の他,2年ぶりの開催となる駒場リサーチキャンパス公開などのオンライン化に貢献した.また,日英ともにプレスリリース数が大幅に増加するなど,既存の広報活動を増強するとともに,英文プレスリリース配信プラットフォームとして活用している,アジア地域を主対象とする「Asia Research News」の年間誌「Asia Research News 2022」に研究成果の紹介記事を掲載するなど,国際情報発信の強化にも努めた.加えて,本所設立70周年を機に検討が始まり,本年度に策定を迎えたスローガン「もしかする未来の研究所」およびステートメントについて,使用ガイドラインの整備ならびにホームページやSNSを通じた所内外への発信に尽力した.
年度末において,広報室の人員は室長(教授・兼務)1名,次長(教員・兼務)2名,室員8名(教員・兼務5名,学術専門職員2名(うち1名は育児休業取得/代員・派遣職員1名),事務補佐員1名)となっている.
国際・産学連携室(Office of International and Corporate Relations)は,本所の国際連携および産学連携の業務を円滑に遂行することを目的として,2019年4月に設置された.本部や関係する各部署と連携しながら,国際連携および産学連携事業の企画立案・運営に従事している.2021年度末時点における人員は,室長1名(教授・兼務),次長2名(教授,准教授各1名・兼務),室員10名(准教授・兼務4名,講師・兼務1名,特任教授・兼務1名,高度学術員2名,学術専門職員1名,事務補佐員1名)である.
2021年度活動実績
【国際学術交流協定】※協定一覧はV. 1. を参照.
- 新規締結 1件
- 更新 3件
【国際関係助成事業】
- 国際交流集会助成 3件
- 外国人研究者招聘助成 0件 ※コロナ禍に伴う延期のため.
【国際・産学連携事業】
以下,主なものを掲げる.この他にも,複数の国内外の学術機関,企業との共同研究事案の支援を行った.
- CEPI ニパウイルスワクチンプロジェクト ポストアワード支援
- コンチネンタル社-生産技術研究所 ダルムシュタット工科大学研究交流プログラム
コロナ禍のため派遣・受入は中止.代替案として奨学金を新設した.
【学生向け奨学金・アワードの新設】
- Continental UTokyo-IIS Global Engineering Fellowship
積極的に国際的な貢献を行う意欲のある学生を奨励するため,コンチネンタル・ジャパンによる寄附金を原資とする奨学金を新設.修士課程の大学院学生を対象とし,分野を問わず広く募集を行った.2021年度は32件の応募があり,4名が受賞した. - UTokyo-IIS Research Collaboration Initiative Award
産業界との共同研究開発,地域社会との連携活動や社会実装,国際的な共同研究や交流,社会・地球規模の課題解決に資する基礎研究など,生研の特色を生かした研究に取り組む大学院学生(博士・修士課程)の活動を表彰する賞を新設.
2021年度は応募が31件あり,受賞者が最優秀賞1名,優秀賞5名となった.
【ニューヨークオフィス運営事業】
2018 年度まで医科研と共同で運営したニューヨークオフィスは,2019 年度より全学運営となった.引き続き運営支援やニューヨークオフィス改装事業に係る支援等を実施した.2021年度内に改装後のニューヨークオフィスで生研主催のセミナーの開催を企画したが,コロナ禍のため翌年度に延期となった.
【イベント企画運営・支援】
先端研と共催のKomaba Research Campus International Dayはコロナ禍のため中止.生研独自の企画として2020年度に開始した国際交流イベントシリーズIIS International Mixerを引き続き実施した.
- 2021年7月14日 IIS International Mixer #3 Tanabata Festival
- 2021年10月29日 IIS International Mixer #4 Halloween
- 2021年11月15日 IIS International Mixer #5 チューリップ植栽
- 2022年3月9日 イスラエル月間@東大駒場リサーチキャンパス "Science x Design Showcase"
- 2022年3月16日 UTokyo-Cambridge Voices Series "Pioneering the future by design engineering"