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レーダー技術を駆使して高速道路、トンネルなど構造物の内部損傷を早期に検出
レーダー技術を駆使して高速道路、トンネルなど構造物の内部損傷を早期に検出

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老朽インフラの維持管理は日本のみならず、世界的な課題になっています。東京大学 生産技術研究所の水谷 司准教授は、自身が開発した「四次元透視技術」を活用し、インフラ内部にできた小さな損傷を広がる前に検出し、早期に修繕する「予防保全」を提案しています。この技術は、レーダーを活用し、時間の経過も考慮した技術で、安全で安価に内部を「透視する」ことを可能にします。自治体が資金難にあえぐ中、そのインフラ維持管理コストの削減に資する技術に期待が高まっています。