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【報告】特別・合同シンポジウム 貴金属の製錬・リサイクル技術の最前線(第11回貴金属シンポ)に約210名が参加(開催日:2024/1/12)

 1月12日(金)に、本所 コンベンションホールにおいて、特別シンポジウム「貴金属の製錬・リサイクル技術の最前線 (第11回貴金属シンポ)」が開催されました。本講演会は、今後も需要が一段と高まることが予想される貴金属の製錬・リサイクル技術をテーマとして、本所の非鉄金属資源循環工学寄付研究部門 (JX金属寄付ユニット)、持続型材料エネルギーインテグレーション研究センターおよびレアメタル研究会の3つの組織が企画・運営を行う特別・合同シンポジウムです。本シンポジウムは貴金属の製錬やリサイクルの技術を主なテーマとしていますが、より広い関連分野の方々に参加を呼び掛けることにより、人的ネットワークを広げ、貴金属に関する理解をさらに深めるとともに、その可能性を議論することを目的として開催しています。第11回を迎える今回は、オンライン配信を行わず、現地のみでの講演会を実施するはこびとなりました。

 本所 岡部 徹 教授からの開会の挨拶の後、八戸製錬株式会社 武田 哲 代表取締役社長 (代理:同社 石戸 勤 課長)、住友金属鉱山株式会社 金属事業本部東予工場 精金課 土岐 典久 課長、田中貴金属工業株式会社 湘南工場 機能膜開発セクション 岩野 卓司 氏、JX金属製錬株式会社 佐賀関製錬所 製造部精金銀課 中嶋 宏太 課長、九州大学 大学院工学研究院 材料工学部門 谷ノ内 勇樹 准教授から講演が行われました。最後に本所 所 千晴 特任教授より閉会の挨拶がありました。貴金属関連企業を中心に産官学から、会場に約210名の方々が参加し、活発な議論がなされました。

 その後、ポスター発表・研究交流会・意見交換会が本所 An棟 1F アーペにて開催され、貴金属業界の現状と課題について議論がなされ、大変盛況な会合となりました。

(非鉄金属循環工学寄付研究部門 特任講師 大内 隆成)

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左から、開会の挨拶および講演を行う岡部教授、司会を行う本所 黒川 晴正 特任教授と本所 大内 隆成 特任講師、閉会の挨拶を行う本所 所 千晴 特任教授、講演を行う八戸製錬株式会社 石戸課長

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左から、講演を行う住友金属鉱山株式会社 土岐 課長、田中貴金属工業株式会社 岩野 氏、JX金属製錬株式会社 中嶋 課長、九州大学 谷ノ内准教授

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左から、講演会後の研究交流会・意見交換会の様子、研究交流会・意見交換会でご講評を行うJX金属株式会社 安田 豊 常務執行役員、住友金属鉱山株式会社 松本 伸弘 取締役 専務執行役員、田中貴金属工業株式会社 奥田 晃彦様 執行役員

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