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【報告】第4回路面下空洞対策連絡会を開催(開催日:2023/2/17)

 2月17日(金)午後、路面下空洞対策連絡会が本所コンベンションホールおよびオンラインのハイブリッド形式にて開催された。これは、都市の成熟化が進む中小都市においても道路陥没対策が必要となる流れの中で、課題先進都市の知見・データや経験を共有・集約して活用するプラットフォーム構築の実践を目指し、全国の陥没対策に関わる施設管理者間の連携強化を目的として2019年から実施しているもので、今回が4回目となる。国や自治体のインフラ管理者・研究者からの報告の他、今回初めての試みとして、民間技術者より技術紹介および技術展示を実施した。本所からは水谷 司 准教授、竹内 渉 教授、桑野 玲子 教授が、路面下空洞の実態・調査手法・陥没危険度評価・対策に関わる話題提供を行った。

 関係者約470名の参加を得て、たいへん盛況な連絡会となった。本問題に対する高い関心のもと連絡会の継続を望む声も多いが、本所からの発信は今回を最後とし、今後は国土交通省にその役割を託すこととする。今回のシンポジウムや技術展示の動画、およびこれまでの連絡会の資料は桑野研究室HP(https://geo.iis.u-tokyo.ac.jp/2023/02/22/4th-result/)にアーカイブとして掲載する。引き続き情報共有の場として関係者の連携の輪が広がっていくことを期待したい。

 (人間・社会系部門 教授 桑野 玲子)

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左から、プログラム、連絡会(会場)の様子、技術展示会場の様子

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