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【報告】「第1回 路面下空洞対策連絡会」第35回ICUSオープンレクチャー(2019/11/13)

2019年11月13日(水)、本所コンベンションホールにて、第35回ICUS(都市基盤安全工学国際研究センター)オープンレクチャー、第1回路面下空洞対策連絡会シンポジウムが開催されました。国・自治体等の道路管理者、下水道管理者、鉄道管理者、インフラの維持管理に関わる民間企業の方々を含む総勢約170名で、合理的陥没対策に向けた今後の方向性を議論しました。全国の都市の成熟化が進み中小都市においても陥没対策が必要となる流れの中で、課題先進都市の知見・データや経験を共有・集約して活用するプラットフォーム構築の実践を目指し、全国の陥没対策に関わる施設管理者間の連携を強化すること、またそれを継続する努力が重要であることを確認しました。翌11月14日(木)には、本件関連の産官学共同研究(道路構造及び空洞特性に適応した陥没危険度評価と合理的路面下空洞対策についての研究開発 代表:桑野 玲子 教授)で実施している実物大試験道路(埼玉大学構内に設置)の見学会を実施しました。空洞の陥没危険度を評価するために試験道路下に人工的に空洞を作成し舗装耐力や空洞充填材の性能を確認するもので、国内外を通じて初の試みということもあり、こちらも100名以上の参加者を得てたいへん盛況でした。本問題に関する社会的ニーズと関心の高さを感じました。

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