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【報告】第3回 未来ロボット基盤技術シンポジウム ‐ロボット社会に向けての技術開発‐(2019/9/19)

9月19日(木)、本所An棟コンベンションホールにおいて第3回 未来ロボット基盤技術シンポジウム -ロボット社会に向けての技術開発-が開催され、118名の参加があった。未来ロボット基盤技術社会連携研究部門は、日本電産株式会社との共同研究を目的に、2016年4月より5年の予定で始まり、3年半を経過したところである。

本シンポジウムは、未来のロボット社会の姿と、それに向けて技術開発し、備えておくべきものを議論することを目的に開催された。第3回は、ロボットが認識する音、出す音に焦点を当て、フェアリーデバイセズ株式会社 藤野 真人 代表取締役社長より、『ロボットと音声認識』、本年度より本社会連携研究部門に参画している坂本 慎一 教授より、『応用音響工学とロボット分野への適用』の講演があった。また、ロボットの一つの出口である医療機器の分野で著名な、本学大学院工学系研究科 佐久間 一郎 教授から、『治療支援ロボット技術の現状と課題』、デザインからのアプローチとして、本所 山中 俊治 教授に、『ロボットをデザインする』のタイトルで講演をいただいた。

シンポジウムでは、日本電産 片山 幹雄 代表取締役副会長執行役員と本所 岸 利治 所長からの挨拶に続き、本社会連携研究部門メンバーである新野 俊樹 教授より、『未来ロボット基盤技術 社会連携研究部門の紹介』、日本電産 田寺 孝光 同社生産技術研究所 研究第3部長より、『未来ロボット基盤技術の取り組みと期待』、先の4件の講演があり、最後に日本電産 中島 豊平 執行役員 同社生産技術研究所副所長から、講評をいただいた。

日本電産と本所のブース展示と参加者による情報交換会も賑わい、活発な意見・情報交換が行われた。本シンポジウム開催にあたり、お世話になった皆様に感謝いたします。

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