【記者会見】夏の暑さを軽減！ミスト噴霧機器の熱環境緩和効果の実験
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夏の暑さを軽減！ミスト噴霧機器の熱環境緩和効果の実験
夏の暑さを軽減！ミスト噴霧機器の熱環境緩和効果の実験
東京大学 生産技術研究所 大岡研究室（主宰：大岡 龍三 教授）では、パナソニック株式会社、東海大学 中野研究室（主宰：中野 淳太 准教授）と共同で、東京大学 駒場リサーチキャンパスの屋外にミスト噴霧機器を設置し、熱環境を緩和する効果の大きさを測る実験を行っています。利用しているミスト噴霧機器は、来春製品化されるパナソニック社製「グリーンエアコン」です。ミスト噴霧機器は水をミスト（粒子）状に噴霧することにより、その気化熱を利用して周辺の空気を冷やしますが、本機器はミストとともに送風を行い、確実に人にミストの効果が伝わる点で、既存の機器と異なります。実験では、ミストを通過する前後で、人体の表面温度の計測や温熱快適性についてのアンケート調査を行い、このシステムの有効性の確認を行います。本システムをスポーツ観戦施設や、公園、バスの停留所などに設置することにより、夏の暑い屋外空間がより安全で快適になることを期待しています。
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