本所の教員の研究を発展させることを目的として寄付金を受け入れる制度です。生産技術に関する研究のための資金として運用されています。なお、個別の教員に対する寄付のほか、生産技術研究所に対する寄付も受け入れています。
◇ 申込書(平成22年4月1日以降の寄付申込に適用します。)
◇ 申込書記入例(平成22年4月1日以降の寄付申込に適用します。)
◇ 東京大学寄附取扱規則[H18.1.30改正]
国立大学法人等の研究教育のより一層の活性化を図ることを目的として,民間等からの寄付による基金をもって,研究部門を開設する制度です。寄付研究部門における研究・教育内容は,他の研究部門と同様に,本所の主体性の下で具体的な研究分野を協議設定し,新規研究分野の発展,境界領域の育成,既存研究分野の活性化とグループ研究の推進等に役立てています。
東京大学生産技術研究所 連携研究支援室 企画チーム
電 話 : 03-5452-6032
e-mail : rk@iis.u-tokyo.ac.jp
| 寄付者 : |
株式会社ニコン |
| 設置期間 : |
2006年11月~2012年3月 |
| 研究目的 : |
本寄付研究部門は,光学技術領域における大学・産業間の溝を埋めることを主眼に,教育のための部門として設立された。日本の光学産業は世界的にも高い競争力を持っているが,今後も優位を保つためには独創的な技術開発力が鍵となる。
本寄付研究部門では特に我が国の光学産業の,次代のリーダー的役割を果たす人材の育成を重視し,そのための産業で用いられる光学を豊富な実習を取り入れながら教育している。プロ用ソフトを使ったプロデザイナーによるレンズ設計実習は他に例がなく,学生の光学産業理解を促進すると同時に,大学における従来の光学教育を補完する効果も期待される。 |
| 専門分野 : |
量子光学 |
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● 超高速スピン制御 ● フォトリフラクティブ材料 |
● 非線形光学効果 ● 光波シンセシス |
黒田研究室 |
| 専門分野 : |
光工学 |
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● 結像光学 ● 光計測 |
● 画像処理 ● 光学設計 |
| 大木研究室 |
周期分極反転ニオブ酸リチウム素子を用いた広帯域中赤外光発生
分子振動状態の高速分光および制御を目的とし,中赤外域の広帯域コヒーレント光発生を行っている。ニオブ酸リチウム結晶の周期分極反転素子を電場印加法により作製し,これを用いた光パラメトリック増幅を行った。分極反転周期約20ミクロンの素子を用いて中心波長3.5ミクロン,スペクトル幅0.7ミクロン,パルス幅66フェムト秒の広帯域コヒーレントパルス発生に成功した。
黒田研究室

中赤外超短光パルス発生のための光パラメトリック増幅システム
産業で用いる光学の講義とレンズ設計実習
光工学特論は2008年度に本郷,2009年度に駒場で開講。前半の内容は幾何光学から波動光学的超解像まで「結像」をキーワードとして学ぶ基礎光学講義と,デジタルカメラの構造から画像処理・カラーサイエンスの基礎を学ぶ映像技術の講義。これに引き続いて後半は受講生全員にノートPCが貸与され,実習を通してレンズ設計を理解・体得する。
2009年度の映像技術講義風景(上)と2008年度のレンズ設計実習風景(下)。2009年度は過去最多の23名がレンズ設計実習の最後まで受講した。
大木研究室


授業風景
| 寄付者 : |
三菱重工業株式会社 |
| 設置期間 : |
2008年9月~2013年8月 |
| 研究目的 : |
本部門は化石燃料のほとんどを輸入に頼る日本において,最新の高効率利用技術の研究開発により,エネルギー消費量の削減,エネルギー源の分散,再生可能な自然エネルギーの活用を図っていくことを目的としている。またその推進にあたっては単に理論上の最高効率を求めるだけでなく,経済性,信頼性も兼ね備え確実に実用化につながるよう検証を行い,真に国際競争力のある技術の確立を図る。
研究分野はIGCC,IGFCなどの石炭高度利用技術,CO2固体化,および新型風力発電,斬新な波力発電などの自然エネルギー利用技術,さらには漁船エンジンの電動化などを含み,これまでの経験を生かして産学連携の成果を上げ,日本発の独創的な新技術を世界に発信していく。 |
| 専門分野 : |
先端エネルギー変換工学 |
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● 超高効率発電技術の研究 ● 石炭高度利用技術の研究 |
● 再生エネルギーの高度利用の研究 ● CO2回収と貯留の研究 |
金子研究室 |
高効率褐炭ガス化
褐炭は50-60%にも及ぶ大量の水分を含むため,この乾燥に多大の熱エネルギーを消費し,これがプラントの熱効率を大きく損なっている。自己熱再生乾燥システムにより圧縮水ー蒸発ー過熱のすべての領域において効果的な再生熱回収を行うことにより熱損失を最小化できる。また褐炭の低灰融点を利用することにより高効率で経済性に優れたガス化が可能となる。このガス化は複合発電により高効率発電を行うこともできるし,CO
2回収と組合せて等価炭素含有量の少ない液体燃料製造にも適用できる。
金子研究室

高効率褐炭ガス化システム
| 寄付者 : |
株式会社タカラトミー |
| 設置期間 : |
2009年4月~2012年3月 |
| 研究目的 : |
人間の移動行動や活動をより豊かにするためには,人間行動に伴う生体情報や感性情報のモニタリング・センシング,情報提供や評価に関する技術を革新的に発展させていくことが望まれる。今後,この分野へ様々な観点から応用が期待される準静電界を用いたフィールド・サイエンスに着目し,基礎的な研究とモビリティ社会への適用についての検討を行い,通信技術やセンシング・モニタリングに適用する。 |
| 専門分野 : |
制御動力学 |
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● 人間・車両・インフラ系の異常検知に関する研究
● サスティナブルな交通システムの研究
● 路面・タイヤおよびレール・車輪のダイナミクス
● ITS,LRT,パーソナルモビリティビークルなどの先進交通システム |
須田研究室 |
| 専門分野 : |
準静電科学 |
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● 準静電界通信
● 人体通信技術
● 自然歩行データ歩行取得システム |
滝口研究室 |
ビークルシステムにおける状態監視と異常状態検知に関する研究
自動車,鉄道車両などのビークルシステムにおいて,車両・インフラ系における状態監視と異常状態検知に関する研究を実施している。電磁サスペンションを用いた路面状態推定,タイヤ試験機を用いたタイヤ動特性のモデリング,1/10スケール模型の鉄道車両による脱線予兆検知などの研究を進めている。
須田研究室

電磁サスペンション タイヤ試験機

1/10スケール模型車両
準静電界を応用したモビリティ通信・センシング
準静電界は,電波のように伝搬する性質がなく,人や車両,物質の周りに静電気帯電のように分布するため,電波に比べて非常に小さなエネルギーで非接触通信が実現できる。これを利用することにより,人体や車両等の周りだけで実現する省電力型のモビリティー近傍通信や,逆に人体や車両の準静電界の変化を捉えることで,非常に鋭敏でかつ配線のいらない非接触センサーを開発することができ,モビリティー分野での実用化が期待できる。
滝口研究室

準静電レンズ