LES研究会とは

さまざまな分野の研究者が集まりLESのモデルや計算法などの情報交換を行う場として、2008年9月にLES研究会が発足いたしました。現在2ヶ月に1回、東大生研にて研究会を開いています。LESに興味をお持ちの研究者、学生の方のご参加をお待ちしております。また研究会についてご質問ご要望がありましたら世話人までお知らせください。

世話人
半場 藤弘
東京大学生産技術研究所 基礎系部門
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
Tel: 03-5452-6115
E-mail: hambaアットマークiis.u-tokyo.ac.jp
地図:
 東大生研へのアクセス http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/#sec-1
 キャンパスマップ http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/#sec-3


アナウンス

研究会のメーリングリストで開催のお知らせをお送りしています。メーリングリストへのメールアドレスの登録、変更、削除をご希望の方は、世話人までお知らせください。また、各分野のLESに関連する講演や研究会のアナウンスなどの情報交換にもメーリングリストをお使いください。

次回の第78回LES研究会を1月9日(火)14時より開催します。詳しくは後日このHPとメーリングリストでお知らせします。

第77回LES研究会を11月10日(金)14時より下記のとおり開催します。

日時 2023年11月10日(金) 14:00-15:30
場所 Zoomによるオンライン会議 (URLは後日メールでお知らせします)

話題提供

「都市空気環境における発生源同定:LESによる随伴濃度解析とセンサ配置の最適化」
賈 鴻源(東大生研)
都市空気環境における汚染物質の未知発生源情報を推定する問題に対するLESの応用に関する研究を紹介する。発生源同定における、随伴濃度方程式はセンサと発生源との応答関数としてよくシミュレーションされている。まず、都市環境による複雑な汚染物資の拡散に対し、LESに基づいた随伴解析の有効性を示す。単純な市街地モデルを用いたテストケースで、LESはRANSより約90%に推定誤差を削減できることがわかった。さらに、LESにより随伴濃度場の情報エントロピーに基づいたセンサ配置最適化手法を提案している。均一とランダム配置の推定結果と比較することによって最適化されたセンサ配置の優越性を実証した。