LES研究会とは

さまざまな分野の研究者が集まりLESのモデルや計算法などの情報交換を行う場として、2008年9月にLES研究会が発足いたしました。現在2ヶ月に1回、東大生研にて研究会を開いています。LESに興味をお持ちの研究者、学生の方のご参加をお待ちしております。また研究会についてご質問ご要望がありましたら世話人までお知らせください。

世話人
半場 藤弘
東京大学生産技術研究所 基礎系部門
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
Tel: 03-5452-6115
E-mail: hambaアットマークiis.u-tokyo.ac.jp
地図:
 東大生研へのアクセス http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/#sec-1
 キャンパスマップ http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/#sec-3


アナウンス

研究会のメーリングリストで開催のお知らせをお送りしています。メーリングリストへのメールアドレスの登録、変更、削除をご希望の方は、世話人までお知らせください。また、各分野のLESに関連する講演や研究会のアナウンスなどの情報交換にもメーリングリストをお使いください。

次回の第75回LES研究会を7月14日(金)14時より開催します。詳しくは後日このHPとメーリングリストでお知らせします。

第74回LES研究会を5月9日(火)14時より下記のとおり開催します。

日時 2023年5月9日(火) 14:00-15:30
場所 Zoomによるオンライン会議 (URLは後日メールでお知らせします)

話題提供

「格子ボルツマン法とアクチュエーターラインモデルによる風車後流のLES解析」
渡辺勢也(九州大学)
洋上ウィンドファームには多数の風車が配置され,風車から発生した後流は風下に配置された風車に影響する.そのため,ウィンドファームの発電量や風車の疲労荷重の予測には,風車後流の計算精度が重要となる.本研究では,大規模な流体計算に適している格子ボルツマン法を用いた風車後流およびウィンドファームの解析手法を開発している.計算高速化のため,風車モデルにはブレードを点群で表現するアクチュエーターラインモデルを用いる.本発表では,格子解像度や流入乱流条件が風車後流に与える影響や,デンマークの洋上ウィンドファームHorns Rev 1の解析例について紹介する.