LES研究会とは
さまざまな分野の研究者が集まりLESのモデルや計算法などの情報交換を行う場として、2008年9月にLES研究会が発足いたしました。現在2ヶ月に1回、東大生研にて研究会を開いています。LESに興味をお持ちの研究者、学生の方のご参加をお待ちしております。また研究会についてご質問ご要望がありましたら世話人までお知らせください。
世話人
半場 藤弘
東京大学生産技術研究所 基礎系部門
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
Tel: 03-5452-6115
E-mail: hambaiis.u-tokyo.ac.jp
地図:
東大生研へのアクセス https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/#sec-1
キャンパスマップ https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/#sec-3
アナウンス
研究会のメーリングリストで開催のお知らせをお送りしています。メーリングリストへのメールアドレスの登録、変更、削除をご希望の方は、世話人までお知らせください。また、各分野のLESに関連する講演や研究会のアナウンスなどの情報交換にもメーリングリストをお使いください。

第84回LES研究会を5月13日(火)14時より下記のとおり開催します。
日時 2025年5月13日(火) 14:00-15:30
場所 Zoomによるオンライン会議 (URLは後日メールでお知らせします)
話題提供
「高レイノルズ数LESデータベースを利用した非等方乱流モデルの構築と検証」
玉置義治(東京大学)
航空機の翼胴結合部等の隅部に発生する剥離では、レイノルズ応力の勾配によって生成される二次流れ(プラントルの第2種二次流れ)による隅部への運動量輸送が重要な役割を持つ。したがって、この剥離を正確に予測するには、Quadratic Constitutive Relation(QCR)等の非等方乱流モデルが不可欠である。本発表では、高レイノルズ数における側壁干渉流れのLESデータに基づく、新しいQCR (QCR2024)の構築について述べる。また、他の流れ場のLESデータを用いたQCR2024の検証についても紹介する。