LES研究会とは

さまざまな分野の研究者が集まりLESのモデルや計算法などの情報交換を行う場として、2008年9月にLES研究会が発足いたしました。現在2ヶ月に1回、東大生研にて研究会を開いています。LESに興味をお持ちの研究者、学生の方のご参加をお待ちしております。また研究会についてご質問ご要望がありましたら世話人までお知らせください。

世話人
半場 藤弘
東京大学生産技術研究所 基礎系部門
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
Tel: 03-5452-6115
E-mail: hambaアットマークiis.u-tokyo.ac.jp
地図:
 東大生研へのアクセス http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/#sec-1
 キャンパスマップ http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/#sec-3


アナウンス

研究会のメーリングリストで開催のお知らせをお送りしています。メーリングリストへのメールアドレスの登録、変更、削除をご希望の方は、世話人までお知らせください。また、各分野のLESに関連する講演や研究会のアナウンスなどの情報交換にもメーリングリストをお使いください。

第78回LES研究会を1月9日(火)14時より下記のとおり開催します。

日時 2024年1月9日(火) 14:00-15:30
場所 Zoomによるオンライン会議 (URLは後日メールでお知らせします)

話題提供

「ファサード形状を再現した実建物モデルの広範囲・高解像度LESによる風圧力推定」
河合英徳(お茶の水女子大学)
建築物の耐風設計においてLESの活用が実用化されつつある中で,ファサードが複雑な実建物の形状を再現したLESに基づく建築物の風圧力推定の事例について紹介する。まず,格子生成法や流入条件の異なる実用的な解析モデルに基づくLESを実施し,乱流境界層中の三次元角柱の風圧力に関する検証を行うとともに,風圧力のばらつきを提示する。さらに,ファサード形状を実建物モデルを対象とする広範囲・高解像度LESにより,風上にある高層建築物群から発生する乱流場や複雑なファサードの周りに発生する微細な渦など,様々なスケールの乱流構造が風圧力に及ぼす影響を明らかにする。