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生研公開 2011(駒場リサーチキャンパス公開)

~ 以下のプログラムは終了いたしました ~
  ご来訪、誠にありがとうございました。
  来年も開催いたします。またのお越しをお待ちしております。

講演会・シンポジウム プログラム

■ 6月3日(金)

 

会場: 生産技術研究所 As棟中セミナー室4(As311. 312)
10:00~12:00 「エネルギーからバイオまで、センシングの応用を探る」
-東京大学駒場リサーチキャンパス公開見学と講演会-
(財)横浜企業経営支援財団/生産技術研究所
 
大学の最新研究成果を産業界での応用に結びつけることを目的に講演会を開きます。家庭でのエネルギー使用状況、構造物のヘルスモニタリングから、バイオプロセスの監視に至るまで様々のセンシング技術を紹介します。
 
会場: 生産技術研究所 An棟2階コンベンションホール
13:00~13:50 「中東政治大変動のリスクとチャンス」
先端科学技術研究センター  池内 恵 准教授
 
14:00~14:50 「サイバーフィジカルサービスと明日へのIT」
生産技術研究所 喜連川 優 教授
 
我々は次世代の情報基盤を見据え、最先端研究開発支援プログラム(所謂FIRST)においてサイバーフィジカルサービス(実世界情報の精細観測とクラウドよる解析)の為のプラットフォーム(Info-Energy Generator)とその為の非順序実行型高性能データベースカーネルの研究開発を進めている。現状と展望について述べる。
 
15:00~15:50 「小さな液体の物理学 -インクジェットから細胞まで-」
生産技術研究所 酒井 啓司 教授
 
プリンターなどで最近用いられるピコリットルという単位、1ピコリットルは生物の細胞と同じくらいの大きさです。液体の粒がこの程度まで小さくなると、その振舞いが様変わりします。これを積極的に利用して新しい「柔らかデバイス」を作製しようとする試みが進められています。講演では、微小な世界における液体の様々な運動を紹介し、次世代のマイクロ構造形成技術の可能性についてお話しいたします。
 
16:00~16:50 「河に棲むイルカたちのネットワーク」
生産技術研究所 浦  環 教授
 
インドのガンジス河に棲むガンジスカワイルカ、インドのチリカ湖、インドネシアのボルネオ島マハカム河やミヤンマーのイラワジ河に棲むカワゴンドウ。人間達の生活域の中やすぐ傍に棲みながら、大半を見えない濁った水の中で生活している。彼らはいったい何をしているのだろう。昼夜を問わない音響観測のネットワークを作り、リアルタイムで水中の動きを追う。

会場: 生産技術研究所 D棟6階大セミナー室(Dw-601)
13:00~ 生産技術研究所 4センター合同フォーラム
『生研からの提言:東日本大震災からの復興と将来の巨大地震災害の軽減に向けて』
 
「エネルギー問題から見た震災からの復興と今後の課題」
生産技術研究所 エネルギー工学連携研究センター 堤 敦司 教授
 
「海溝型巨大地震を捉える新しいセンシング技術開発」
生産技術研究所 海中工学国際研究センター 浅田 昭 教授
 
「日本復興と災害ITS」
生産技術研究所 先進モビリティ研究センター (ITSセンター) 須田 義大 教授
 
「地震大国日本の地震頻発期を生き抜くために」
生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター (ICUS) 目黒 公郎 教授
 
会場: 生産技術研究所 An棟3階大会議室(An301.302)
15:00~17:00 「工学とバイオ研究グループ主催・若手研究者フォーラム」
生産技術研究所 工学とバイオ研究グループ
 
「工学とバイオ」は、”バイオ”というキーワードに何らかの関わりをもつ様々な研究室からなる生研ならではの研究グループです。今回は研究の現場で活躍中の助教や研究員の方々に最先端の成果を紹介してもらい、お互いに刺激し合うことで新たな展開が生まれることを期待して企画しました。皆さん奮ってご来場下さい。
 
         
会場: 先端科学技術研究センター 4号館2階講堂
15:00~17:00 システム生物医学15周年記念・血管生物学分野創設記念講演会
『がんと生活習慣病の薬をめざす社会との連携』
 
シンポジスト
【第一部】 先端研システム生物医学の15周年
    「先端研におけるがんと生活習慣病研究への期待」
先端科学技術研究センター 児玉 龍彦 教授
 
    「スーパーコンピューターを用いた創薬」
先端科学技術研究センター 藤谷 秀章 特任教授
 
    「抗体医薬品開発」
先端科学技術研究センター 柴崎 芳一 特任教授
 
    「生活習慣病治療薬の開発」
先端科学技術研究センター 田中 十志也 特任准教授
 
【第二部】 血管生物学分野 創設記念講演
    「『血管の病気に立ち向かう』研究を目指して」
先端科学技術研究センター 南 敬 特任教授
 
    「血管生物分野への期待」
澁谷 正史 東大名誉教授
 

 

■ 6月4日(土)

 

会場: 生産技術研究所 An棟2階コンベンションホール
10:00~12:00 「水と安全」
「水の知」(サントリー)総括寄付講座
 
今回の地震により、私たちに身近な水の安全が脅かされています。特に、津波による浸水被害、そして放射線による飲み水の問題は、私たちの日々の生活に大きな影響を及ぼしています。今回のシンポジウムでは「水と安全」をテーマにお二人の先生からご講演頂き、皆様とともにこれからの水との関わりについて考えたいと思います。
 
「東北地方太平洋沖地震津波 ~今回の津波は1140年ぶりの地震津波であると考える根拠~」
地震研究所 都司 嘉宣 准教授
 
「飲み水のリスクを考える ~放射性物質の規制値はどのように決まったのか~」
総括プロジェクト機構「水の知」(サントリー)総括寄付講座 村上 道夫 特任助教

 
13:00~13:50 「認知科学から見た<他者>:意識的・無意識的・反意識的」
先端科学技術研究センター 渡邊 克巳 准教授
 
14:00~14:50 「レアアースをはじめとするレアメタルの現状と将来について」
生産技術研究所 岡部 徹 教授
 
日本に蓄積されたレアメタルをリサイクルすれば、資源問題は解決するといった都市鉱山神話ならぬ誤解が蔓延しているが、レアメタルのリサイクルの問題点について解説する。また、最近話題のレアアースのリサイクルに関する環境問題や経済合理性等のジレンマ、リサイクルを実施する場合の供給量や共存元素の変動などに関する問題点について解説する。
 
15:00~15:50 「大学キャンパスのファサード・レトロフィット 生産技術研究所60周年記念会館の改修計画」
生産技術研究所 今井 公太郎 准教授
 
東京大学のキャンパスでは、近年、新築よりも、歴史的な建物の改修や、古い建物の大規模な修繕といった、既存ストックを生かす計画が求められるようになってきています。駒場リサーチキャンパス60号館の改修計画を通して、今後のあるべき改修の方法、そして、キャンパスの再開発の手法について考えていきます。
 
16:00~16:50 「あなたの耳は大丈夫?-グラハム・ベルの電話器から最新の補聴器まで」
先端科学技術研究センター 大沼 直紀 客員教授
 
電話の発明者として有名なグラハム・ベルは、耳の聞こえない母のもとに生まれ、「視話法」という聴覚障害者のための新しい発音指導法を開発し、その教え子メイベルを妻にし、聞こえと言葉の教育者としての生涯を送りました。のちに補聴器の科学は目覚ましく進歩し、今や人工知能型補聴器の時代となりました。しかし最新式の補聴器や人工内耳といえども万能ではありません。さらに豊かな聞こえを補償するコツを解説します。
 
会場: 生産技術研究所 As棟中セミナー室4(As311. 312)
13:30~16:30 「最先端研究を取り入れたジュニア科学者育成プログラム研究発表会」
 
生産技術研究所「知の社会浸透」ユニット
『未来の科学者養成講座』(JST委託事業)を受講した高校生
 
東京大学生産技術研究所(東大生研)で実施している「最先端研究を取り入れたジュニア科学者育成プログラム」(JST 委託事業「未来の科学者養成講座」)の最先端リサーチ『体験』に参加した高校生が一堂に会し、約半年間にわたり東大生研に通い研究した成果を発表します。皆様お誘い合わせの上、是非お越し下さい。
 

 

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