プラズモン光電気化学

 金属ナノ粒子は、その大きさ、形状に応じて、さまざまな色の光をプラズモン共鳴によって吸収します。その際、粒子表面の電子は励起されるわけですが、これを利用して、エネルギー変換や情報変換を行うことをめざしています。金-酸化チタンナノコンポジット膜では、光子-電流変換効率26%を得ており、増感型太陽電池への応用が期待されます。アルコールなどを酸化する光触媒への応用も可能です。


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金-酸化チタンナノコンポジット系における電子移動プロセス。


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金-酸化チタンナノコンポジット系を用いた小型試作セル。



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