平成24年度有機化学I(反応化学既修者対象,2年冬学期前半 月・金3限)

本講義の試験は終了しました。

準教科書的書籍:ウォーレン「有機化学」(東京化学同人)本講義で扱うのは上巻の2,7,8,16,18,21章。4,5章も,直接は触れないが本講義の内容に関わる。

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本年度の講義は終了しました。

11/20 立体化学の残り(ウォーレン16章)と演習を行った。講義で使用したpptはこちら
講義時間に説明できなかった解答はこちら
11/19  立体化学の続きで,立体配置に関連する諸事項について概説した(ウォーレン16章)。quizの正解はこちら。採点結果 4b)正答率56%,5c) 正答率16%,ピリジンとピロールの塩基性の大小関係だけあっていた誤答は47%。
quizで出した以外の演習問題の解答2はこちら。3から5はこちら。6と7はこちら
11/16 酸塩基の続き・置換シクロヘキサンの立体配座について解説した(ウォーレン8章,18章)。講義で使用したpptはこちら
[参考資料]計算で求めた分子・イオンのHOMO, LUMOのレベルはこちら
11/12 有機化合物の酸性度・塩基性度について解説した(ウォーレン8章,21章)。
11/9 主として複素環について解説した。
quizを行った。[解答はこちら。採点結果c)○56%,△25%, ×19%, d) ○43%,△36%, ×21%。講評はこちら。なお,dはあまり良い問題とは言えず,できなくてもさほど気にしなくてよい。] 
配布プリントの演習問題0および1の解答はこちら
11/5  芳香族化合物の命名と置換基効果について解説した。
プリントの命名法問題の解答はこちら(ウォーレン2章)。
11/2 化合物・イオンと求核剤の反応点に関するquizを行った。模範解答はこちら(正答率(1)86%,(2)56%)。
求電子剤との反応点ならびに中性分子の共鳴構造について解説した。次いで,共役と共鳴安定化エネルギーについて,さらに芳香族性をもつ化合物について解説を行った。工業的に重要な芳香族化合物について説明した(ウォーレン7章)
10/29 命名法の補足を行い,次いでアルケン・アルキンについて石油化学・石炭化学との関連性を交えて解説した。アリルカチオン・ラジカル・アニオンについて分子軌道をもとに考察し,さらに共鳴構造の描き方について述べた(ウォーレン7章)。
10/26 休講
10/22 赤川助教による命名法の講義を行った(ウォーレン2章)。
10/19 C−Xの結合モーメントに関するクイズを行った。
次にいくつかの有機化合物の物性を確認し,それらが分子間相互作用で説明できることを見た。次いで,ガソリンのオクタン価,軽油のセタン価について解説し,さらにアルカン,シクロアルカン分子の立体構造を概観した(ウォーレン18章)。
10/15 極性,分極率,分子間相互作用について触れ,アルカンについて解説した。
10/12 講義開始時点での有機化学の理解度を調査する目的でquizを行った。quizの模範解答はこちら
共有結合の理解として原子価結合法,分子軌道法の2つがあり,有機化学の理解には双方を併用するのが良い旨説明した。結合長,結合エネルギー,電気陰性度について説明した。

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