総括プロジェクト機構
全学として推進すべき研究プロジェクトについて,総長直轄の寄付研究部門または研究部門を設け,総括することを目的とした研究組織。寄付研究部門,学内研究連携ユニットより成る。
学内研究連携ユニット
代表:酒井 康行 教授
先端融合工学を標榜する生研・独自の病院を持ちトランスレーショナルリサーチを標榜する医科研・最先端の基礎細胞生物学に特化した分生研との間で,2011年1月に結成された。様々な工学技術と基礎生物学的技術を大胆に融合し,最短で臨床に持ち込むことを目的とした「臨床指向」の研究連携を目指す。具体的には,人体を構成するバイオ分子の工学に学術的基盤を置き,特に正常時と疾患時の違いに着目,反応メカニズムの解明,診断に有効な分子(バイオマーカー)の同定,その大量生産と解析,ヒト培養臓器モデルの開発と数理解析による評価・予測,診断治療支援デバイスの開発など,バイオ分子間の相互作用およびそのネットワークに基づいたメカニズムベースでの疾患解明とそれに基づいた一連の診断・治療法開発に関する融合研究の推進を目標としている。
機構長:喜連川 優 教授
地球観測データ統融合に関する研究及び教育を推進し,国内外の大学・研究機関との連携拠点の役割を果たすとともに,その発展に寄与することを目的とした研究組織。
機構長:荒川 泰彦 教授
ナノ技術,量子科学及びITハードウェアの先端的融合領域におけるイノベーションの創出のための研究・教育を推進するとともに,国内外の大学・研究機関・企業との連携拠点の役割を果たすことにより,その発展に寄与することを目的とした研究組織。
マイクロ・ナノ多機能デバイス研究ネットワーク
ネットワーク長:藤田 博之 教授
東京大学の複数の部局に渡るマイクロ・ナノ多機能デバイスの工学並びに関連科学の研究者のネットワークを形成し,この研究分野の研究者のコミュニケーションを促進し,学内外に渡る活動を通じて同研究分野の発展を図ることを目的とした組織。