自動車用トルクコンバータの開発戻る  
           
  【詳細】

日本初の自動車用トルクコンバータ開発からコンピュータシミュレーションへ

本所は、日本の小型乗用車におけるオートマティック変速器の実用化黎明期である1950年代、他に先駆けて流体トルクコンバータの理論および設計法を研究。日本初の自動車用トルクコンバータ開発において中心的な役割を果たしてきた。その後も、トルクコンバータ、自動変速機および油圧機器に関する研究をリードすることで、自動車をはじめとした様々な産業分野に応用される流体機械理論、設計法の確立に貢献。その成果は、90年代には、流れの数値シミュレーションや画像計測などのデジタルエンジニアリング技術を応用した流体機械設計にも展開されている。

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[研究者プロフィール]

萌芽期
     
  石原 智男 (Tomoo Ishihara) (1923年〜1990年)
   (第二工学部助教授〜本所第2部教授)
     
     
展開期
     
  小林 敏雄 (Toshio Kobayashi) (1941年生)
   (本所第2部助教授〜同教授)
  佐賀 徹雄 (Tetsuo Saga) (1943年生)
   (本所第2部助手)
  大島 伸行 (Nobuyuki Oshima) (1961年生)
   (本所第2部講師〜助教授〜同教授)
     
     
現 在(駒場キャンパス)
     
  加藤 千幸 (本所革新的シミュレーション研究センター教授)
  =大規模先端的シミュレーションシステムの研究開発を推進
  大島 まり (本所機械・生体系部門、革新的シミュレーション研究センター兼務教授(本務は情報学環))
  =バイオ流体力学を中心に発展、継承
 

乱流数値シミュレーションにより解析したトルクコンバータ内の3次元流れ
乱流数値シミュレーションにより解析した
トルクコンバータ内の3次元流れ


乱流数値シミュレーションによる流れの可視化
ステレオPIV画像計測法により解析した
トルクコンバータ内の3次元流れ


 
 
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