■第34回 生研公開講座
イブニングセミナー 「環境のための物質・材料工学最前線」

21世紀は「環境の世紀」になると言われています。現在、物質・材料の開発現場では、物質の消費が豊かさの象徴でもあった20世紀への反省の意味も込めて、資源の高度利用やリサイクリング、化学物質の環境影響評価、環境低負荷型の化学プロセス、省エネ・創エネのためのエレクトロニクス素子などをキーワードに、環境を強く意識した研究が進められています。本セミナーでは、物質・材料分野で活躍する専門家がそれぞれの研究の中で行っている環境への取り組みを紹介し、物質的な豊かさと環境保全が両立する持続社会への展望を解説します。

主催:東京大学生産技術研究所
協力:財団法人生産技術研究奨励会

●日 時 
平成18年10月6日(金)〜平成18年12月22日(金)(全10回)  
(11月3日、24日を除く各金曜日 全10回 18:00〜19:30まで) 

●場 所 
東京大学生産技術研究所 
駒場リサーチキャンパス総合研究実験棟(An棟)3階大会議室
東京都目黒区駒場4−6−1 駒場リサーチキャンパス
井の頭線 駒場東大前駅 徒歩10分
小田急線 東北沢駅 徒歩7分 
小田急線・地下鉄千代田線 代々木上原駅 徒歩12分

●受講定員 90名(先着順)

●受講料  無料

●講座
(1) 10月 6日(金)「環境の『常識』を考える」
  渡辺 正(生産技術研究所 教授)
(2) 10月13日(金)「資源供給のサステイナビリティ」
  安達 毅(生産技術研究所 助教授)
(3) 10月20日(金)「廃棄物の資源化と素材循環プロセス」
  森田一樹(生産技術研究所 教授)
(4) 10月27日(金)「化学物質の事前・事後管理におけるバイオアッセイの役割」
  酒井康行(生産技術研究所 助教授)
(5) 11月10日(金)「環境にやさしい有機合成プロセスに向けて」
  工藤一秋(生産技術研究所 助教授)
(6) 11月17日(金)「糖鎖を用いる材料工学」
  畑中研一(生産技術研究所 教授)
(7) 12月 1日(金)「レアメタル・白金族金属の現状とリサイクル技術」
  岡部 徹(生産技術研究所 助教授)
(8) 12月 8日(金)「レゴで遊ぶ感覚から環境浄化用の触媒素材をつくる」
  小倉 賢(生産技術研究所 助教授)
(9) 12月15日(金)「バイオマス資源の利活用」
  迫田章義(生産技術研究所 教授)
(10)12月22日(金)「サステイナビリティのためのエレクトロニクス」
  藤岡 洋(生産技術研究所 教授)

●詳しくはこちら
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/announce/34evening/index.html


■第33回 生研公開講座
イブニングセミナー「情報エレクトロニクスの基礎と応用」

平成18年4月14日(金)〜平成18年6月30日(金)(全9回)

ナノテクノロジー、マイクロマシン、ユビキタスネットワーク、情報セキュリティなどの情報エレクトロニクス技術の応用範囲は、ますます広がっています。
そのため、それぞれの技術に関してできるだけ専門知識を前提とせずに学ぶためには、基礎と応用を橋渡しする具体的なアプローチを厳選しなければなりません。
本セミナーでは、生産技術研究所でこれらの研究に携わっている教員が厳選したアプローチにより、各回のタイトルに掲げたトピックに迫ります。
社会基盤に対する貢献や文化的豊かさをもたらす道筋を具体的に辿り、技術的理解だけでなく、それらの意義を実感することを目指します。

●講座
「暗号と鍵管理についての考え方」
東京大学生産技術研究所 助教授  松浦 幹太
「電子情報技術による安全・安心としての社会貢献 −ITSを題材にして−」
東京大学生産技術研究所 助教授  上條 俊介
「環境モニタリングとセンサネットワーク
東京大学生産技術研究所 助教授  瀬崎 薫
「−情報科学と文化遺産−  「動」と「静」の解析」
東京大学生産技術研究所 教授  池内 克史
「電気回路の非線形現象」
東京大学生産技術研究所 助教授  鈴木 秀幸
「マイクロメカトロニクスの微小光学応用」
東京大学生産技術研究所 助教授  年吉 洋
「集積回路の最先端と未来」
東京大学生産技術研究所 教授  桜井 貴康
「ナノテクノロジーが拓くユビキタス情報社会」
東京大学生産技術研究所 教授  荒川 泰彦
「ナノプローブで探るナノメートルの世界」
東京大学生産技術研究所 助教授  高橋 琢二

●詳しくはこちら
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/announce/33evening/index.html


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