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生研公開 2012(駒場リサーチキャンパス公開)

~ 以下のプログラムは終了いたしました ~
  ご来訪、誠にありがとうございました。
  来年も開催いたします。またのお越しをお待ちしております。

講演会・シンポジウム プログラム

■ 6月1日(金)

 

会場: 先端科学技術研究センター 4号館2階講堂
10:00~12:00 「第8回ぼくらはまちの探検隊(渋谷区立上原小6年生×東京大学)
-まちリテラシイの構築と普及-」
 
生産技術研究所 村松 伸 教授/上原小学校“まちの探検隊”のみなさん
 
小学生と大学院生によるまち探検の成果発表を行います。まちを読み解く力とともに、まちへ還元する力を育みながら、東京の縮景「シブヤ」の中のまち、上原の過去と未来を紡ぎ出します。
 
会場: 生産技術研究所 An棟2階コンベンションホール
13:00~13:50 「水災害から命を守る電波の目」
生産技術研究所  林 昌奎 教授
 
津波高潮、高波、集中豪雨に代表される水災害は毎年のように発生し、多くの命が失われている。水災害の特徴の一つは災害規模の予測が難しいことである。現代の科学技術では水災害そのものを完全に防ぐことは困難であり、防災関連研究の多くは、災害規模の予測精度向上を目指し、観測設備の拡充やシミュレーション方法などの改善に努めている。水災害からの被害軽減に最も効果的な方法の一つはリアルタイム計測に基づく警報システムの充実である。その中で、レーダを用いる水域監視システムはリモートセンシングにより離れた所から目標となる水域観測を行うため、どのような状況においてもその機能を失うことなく、安定的な監視が可能なシステムである。
14:00~14:50 「MEMS 技術で夢のあるエレクトロニクスを」
生産技術研究所 年吉 洋 教授
 
マイクロマシン、または、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)は次世代のエレクトロニクスに高付加価値をもたらす技術として期待されています。すでに携帯電話のマイクや加速度センサ、ジャイロにも応用されているMEMS技術は、これからどのように発展するでしょうか?我々の研究室では特に、光ファイバ通信や画像ディスプレィ等の微小光学への応用を研究してきました。いまこの文章をネット経由でご覧の方、もしかするとこのデータは、我々の開発した光MEMS素子を通して届いているのかも知れませんよ。
 
15:00~15:50 「多様性理解から社会をデザインする -社会を動かす新しい研究アプローチ-」
先端科学技術研究センター 中邑 賢龍 教授
 

 
16:00~16:50 「予測の科学*IT創薬と放射線被害から」
先端科学技術研究センター 児玉 龍彦 教授
 


会場: 生産技術研究所 An棟3階大会議室(An301,302)
15:00~17:00 「工学とバイオ研究グループ主催・若手研究者講演会」
生産技術研究所 工学とバイオ研究グループ
 
工学とバイオ研究グループに所属する若手の研究者が、それぞれの分野での最先端の研究成果を平易に紹介します。
 

 

■ 6月2日(土)

 

会場: 生産技術研究所 An棟2階コンベンションホール
10:00~12:00 水の知最前線「「水が刻む大地と記憶」
総括プロジェクト機構 「水の知」(サントリー)総括寄付講座
 
私たちが生活するこの大地には、長い年月をかけて、人と水そして自然が織りなしてきた様々な歴史が刻まれています。普段あまり気にしない身近な風景の中に、その歴史を見出すことで、これまでと違った水の姿が浮かび上がってくるはずです。今回のシンポジウムでは、地形学、都市計画、そして河川学という分野から、「水の知」の最前線で活躍する3名の研究者にご登壇頂きます。水が刻んだ歴史から、これからの水と人との関係について考えてみませんか?
空間情報科学研究センター  小口 高 副センター長・教授
工学系研究科都市工学専攻  窪田 亜矢 准教授
総括プロジェクト機構「水の知」(サントリー)総括寄付講座  中村 晋一郎 特任助教
 
13:00~13:50 「次世代高効率化合物太陽電池の研究紹介」
先端科学技術研究センター 岡田 至崇 教授
 

 
14:00~14:50 「乱流を理解する、予測する」
生産技術研究所 半場 藤弘 教授
 
水道の蛇口を大きくひねると水が勢いよく乱れて流れ出します。このように不規則に乱れた水や空気の流れは、大気や海といった自然界や、機械や建築などの工学分野によく見られます。乱流は全くランダムな現象ではなく、ある秩序や統計的な性質を示します。また天気予報や自動車の設計などでは乱流の数値予測が必要になります。講演では乱流の主な特徴や、数値シミュレーションの基本となる考え方について紹介します。
 
15:00~15:50 「ナノサイズの金属粒子で光と色を操る」
生産技術研究所 立間 徹 教授
 
光を反射して輝く金・銀・銅などの金属も、ナノメートルサイズにまで小さくすると、光を吸収するようになる。これは、プラズモン共鳴という現象である。金属ナノ粒子は光を吸収する能力が高く、粒子の形によって吸収する光の色も違う。吸収した光エネルギーは電気エネルギーに変えることができ、また、化学反応に使うこともできる。粒子自体の大きさや形を変えることもでき、それによって粒子の色が変わる。「あてた光の色に変わる材料」や「目に見えない画像を表示する材料」などへも応用できる。光で変形する材料も作れる。大きさや形によってさまざまな性質を示す金属ナノ粒子の世界と、その新しい機能を紹介する。
 
16:00~16:50 「リモートセンシングによる地球の監視と計測」
生産技術研究所 沢田 治雄 教授
 
地球観測衛星ランドサット1号の打上から今年でちょうど40年になります。その間に様々な人工衛星が利用されてきましたが、どのように使われ、今後どのような展開が期待されるのか、地球環境と災害を中心に紹介します。

会場: 生産技術研究所 As棟3階中セミナー室2(As301,302)
13:00~17:00 「最先端研究を取り入れたジュニア科学者育成プログラム研究発表会」
 
次世代育成オフィス/『未来の科学者養成講座』(JST協定事業)を受講した高校生
協力: 「知の社会浸透」ユニット
 
東京大学生産技術研究所(東大生研)で実施している「最先端研究を取り入れたジュニア科学者育成プログラム」(JST 協定事業「未来の科学者養成講座」)の最先端リサーチ『体験』に参加した高校生が一堂に会し、約半年間にわたり東大生研に通い研究した成果を発表します。皆様お誘い合わせの上、是非お越し下さい。
 

 

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