【共同発表】グリーンランド氷床に飛来するダストの起源~アイスコア中の微量なダストから過去100年の変化が明らかに~(発表主体:国立極地研究所)
国立極地研究所の永塚尚子特任研究員を中心とする研究グループは、グリーンランド氷床北西部の「SIGMA-Dアイスコア」に含まれる鉱物ダスト(岩石由来の微粒子)の分析を行い、過去100年の間にグリーンランド氷床上に降下したダストの起源について、その連続的な変化を初めて明らかにしました。ダストの起源を明らかにすることは、過去の大気循環や供給源となる場所の環境変動を知るための重要な手がかりとなります。