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中埜 良昭 教授が令和6年 防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞

令和6年9月11日、令和6年 防災功労者内閣総理大臣表彰の受賞者が発表され、本所の中埜 良昭 教授が受賞しました。

防災功労者内閣総理大臣表彰式(記事掲載用).jpg
画像出典:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202409/13hyousyou.html)


○防災功労者内閣総理大臣表彰とは:
『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57 年5 月11 日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰するものです。

○功績の概要:
主として建築物、とりわけ文教施設の耐震性能評価に関する広範な研究成果と知見並びに国内外の豊富な地震被害調査経験に基づき、平成7年兵庫県南部地震以降全国に展開された耐震診断、耐震改修計画における各種耐震判定活動、非構造部材の耐震化対策、耐力度調査手法の高度化などに取り組み良質な既存ストックの形成に貢献するとともに、地震発生後の二次災害の軽減や早期の復旧・復興のための技術資料整備や人的資源育成など技術支援体制の構築とその機動的活用により、学術研究のみならずそれらの社会実装を含む成果の普及と浸透を通じて実効的な防災体制の整備と実行に極めて大きく貢献した。

令6年防災功労者内閣総理大臣表彰の受賞者決定について(内閣府防災ウェブサイト)

○コメント:
この度、令和6年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞いたしました。大学院学生として生研にお世話になって以来、長年にわたり建物の耐震安全性向上に関する研究に携わってきました。その間、志を同じくする研究者らとともに、その学術研究成果の社会実装と浸透を通じて防災体制の整備と実現に取り組んできましたが、これができたのも生研の皆さんからのご指導やご支援があってのことであり、深く感謝する次第です。ありがとうございました。

中埜研究室ウェブサイト

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