2020年11月19日（木）、岐阜県 美濃加茂市の大漁旗が、完成しました。
デザイン担当者
下山 みなみ（岐阜県立森林文化アカデミー１年）
デザインに込めた想い
「豊かな海は、豊かな森から」…そんな思いで大漁旗をデザインしました。美濃加茂市では、昔からの山の姿を取り戻し、千年経っても変わらない風景を残すための「里山千年構想」を推進しています。デザインでは、源流域のイメージを表現したほか、源流部に生息する美濃加茂市の天然記念物「ネコギギ」を配置。私自身、木材の利活用についても学んでいるため、木のブロックをイメージしてこのネコギギをデザインしました。また、左上と右下には、美濃加茂市内に多く自生し、活用に力を入れている「アベマキ」の葉をレイアウトしました。
木の国、山の国があっての豊かな海だということを、この大漁旗から感じていただければうれしいです。
※岐阜県立森林文化アカデミーと美濃加茂市は、里山の整備や利活用、人材育成などについて連携協定を締結しています。