兵庫県 明石市

兵庫県 明石市
2020年10月13日(火)、兵庫県 明石市の大漁旗が、完成しました。


デザイン担当者

名越 希(兵庫県立明石高等学校 美術科 2年)


デザインに込めた想い

明石市は2020年にSDGs未来都市に選定され、「未来に明るい希望を持てる持続可能なまち」を明石市のあるべき姿として設定し、実現を目指しています。その「明るい希望」がある明石市を明石の魅力を込めたデザインで表現したい、と思いました。

世界一の吊り橋として有名な明石海峡大橋、明石市民のなじみの場でもあり日本標準時子午線上に建つ天文科学館、明石の自慢の特産品で目の上の青いアイラインのような模様が特徴の明石鯛を描きました。鯛はめでたい縁起物としても知られているので大漁旗の主役として大きく活きがいいように描きました。

デザインで特にこだわったのは、明石海峡大橋のある景色です。明石海峡大橋はパールブリッジと呼ばれ、日没からライトアップされます。特に私が好きなのは、毎正午に虹色に輝く時です。様々な色が夜の海に映り輝く景色はまさに明石市が目指す『明るい希望』のイメージにぴったりだと思いました。

大漁旗には欠かせない旭日は、明石海峡大橋の形をくっきりと照らし出す日没の瞬間にしました。自然と橋の美しさの両方が堪能できる1日で最も贅沢で綺麗な景色はぜひ実際にたくさんの人に見てもらいたい絶景です。その二つの景色を同時に取り入れることで、明石市は自然豊かな未来都市であるということ、「明るい希望」があるということを伝えたいと思いデザインしました。

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