静岡県 静岡市

静岡県 静岡市
2020年5月20日(水)、静岡県 静岡市の大漁旗が、完成しました。


デザイン担当者

久保田 かおり(東海大学 海洋学部)


デザインに込めた想い

静岡市には3つの漁港があります。清水港、由比漁港、用宗漁港です。それらの漁港で水揚げされる魚介類を「しずまえ鮮魚」といいます。

今回デザインした大漁旗には、それぞれの漁港で水揚げされる有名な魚を配置しています。清水港は水揚げ日本一のマグロ、由比漁港は漁獲量日本一の桜えび、用宗漁港は全国屈指の水揚げを誇るしらすをメインにデザインしました。

背景には富士山と曲がった松の木を表現しました。日本一の高さを誇る富士山がもっとも美しく見える静岡市の世界遺産「三保の松原」を表しています。太陽は富士山を美しく照らす様子、波は魚の活きの良さを表現しています。

推進しているSDGsカテゴリーは「海の豊かさを守る」です。現在桜えびは不漁が続き、しらすとマグロも資源量が低下しています。静岡市は豊かな海洋資源を守るため、行政、民間企業、教育機関と連携し、海を取り巻く環境の保全や、海洋人材の育成に取り組んでいます。

静岡市は日本全国だけではなく、全世界にも誇れる魅力があります。この大漁旗に「しずまえ鮮魚」と「三保の松原」を表現することにより、魅力を発信できれば良いと思います。

ページトップへ