ヘリウムガスの回収率

1.回収率とは?
流体テクノ室が供給した液体ヘリウムが、所内に張り巡らした回収配管を通して、どの位ヘリウムガスとして戻ってきたかを示す数値です。
ヘリウムガスが高価で枯渇状態なため、ヘリウムガス資源の保護およびヘリウムガス損失量を減らす目的で、ヘリウムユーザに回収率の向上への意識を持ってもらうことが重要です。

2.回収率の求め方
大別して、以下の2通りになります。
(A)損失量から見た回収率 ⇒ 事業所内の液体ヘリウム全在庫量を前月と比較する。
(B)回収量から求めた回収率 ⇒ 回収量を積算計で測定し、供給量と比較する。
いずれの求め方も、精度を上げるため、在庫量調査を毎月の月初めに実施します。
在庫量調査 ⇒ 研究室にあるLHe容器内の残量、実験装置内のLHeの残量を測定し報告する。

3.回収率を上げるには?
以下の事に、得に注意をお願いします。
(1)仕切り弁の開け忘れ、閉め忘れは大変危険です。必ず回収ラインにつなげ、回収状況を確認して下さい。
(2)容器ヘッドの締め付け(ウィルソン・シール)は、確実に締める
(3)ホースの安易な接続はしない。径違い接続には、しっかりした既製品を使う事。
(4)回収ラインのタコ足配管はしないこと。系統に応じ必要数の逆止弁を設置する。

4.ヘリウムガス回収率の推移(年間回収率は(A)による数値、棟別は(B)による数値)
2009年 ⇒ 年間回収率(全体)、生研棟、先端研棟、As棟
2008年 ⇒ 年間回収率(全体)、生研棟、先端研棟、As棟
2007年 ⇒ 年間回収率(全体)、生研棟、先端研棟
2006年 ⇒ 年間回収率(全体)、生研棟、先端研棟